レガシィツーリングワゴンのエンジンオーバーホール・ウォーターポンプ・ブロックヒーター・EJ20・裏オプション?に関するカスタム事例
2023年11月29日 22時55分
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エンジンオーバーホール 〜ウォーターポンプ〜
今回はウォーターポンプ取り付けがてらに
・日本にはないとあるオプションパーツの話
・EJ20の水路について
みていきたいと思います!
オプションパーツについてはスバルで日本でつけている人はいないんじゃないでしょうか?!
全車種に設定があるので是非🤩
早速ですが、
青丸部にウォーターポンプは取りつきます。
ウォーターポンプはエンジンに対して水を入れる方向(緑矢印)でブロックの上から出てきます
取り付け部の拡大です。
ぱっと見は入口と出口がありそうに見えますが、
入り口しかありません
冷却水はポンプに押されて緑矢印の軌跡でエンジンに入っていきます。
ウォーターポンプで送られた冷却水は右バンク用と左バンク用に分かれ、ブロックの下部に入っていきます
今回外していますが、赤線の大きな穴は日本では馴染みのない部品
ブロックヒーターがつきます(^^)/
カナダ、スウェーデンなどの-30度を下回る地域ではこの部分にヒーターを取り付け、駐車時はコンセントをさして、夜間エンジンを-10度程度に暖気するためのものです。
一般的にエンジン車の保証温度は-30度なのでそれを下回る地域のディラーでオプションとして販売されています
そういった使い方をスウェーデンではするので駐車場にはコンセントがあり、EVが普及しやすいというわけですね(^^)/
日本では(ホンダ グレイスやインサイト)燃費マニアの方が冬につける事で低温時の燃費を良くするために使っているのをみたことがありますね 笑笑(о´∀`о)
ブロックに入った青矢印はブロック内からヘッドに行き、
ヘッドを通り、再びブロック上部に戻り、ブロックから出ていきます。
ヘッドにはまずエキゾースト側から入り、インテーク側に抜けていきます。
実は流用天国のEJ20も
このヘッド部の冷却水流れ、ヘッド剛性に関しては結構頻繁に改良が入っています
イメージ的には各世代のインプ、レガシィのビッグマイナーでは変更が入ってますね^ ^
ヘッドを冷やす事は
ノッキング防止や排気効率向上など利点が多いです。
最近の車のプラグが細いのはプラグ周りの冷却水路を増やすためにプラグを細くしているというわけですね(о´∀`о)
ブロックから出た水はラジエーターにいくかヒーターにいくかにわかれます。
純正の水温センサーは赤の位置にあります!
なぜわざわざ暑そうなエンジン中央にセンサーがあるのかということですが、
始動時のエンジン温度を正確に測るためです。
社外の温度センサーでは雰囲気に冷却されてしまうため、エンジンの温度の代表にはならず、それで制御すると余計に始動時の燃料増量をしてしまうためですね(^^)/
水温センサーにはエンジンが動いている時と止まっている時の二つのシーンでエンジンの温度を代表する役割があるわけです
ちなみにこちらがブロックヒーター
お値段は1.5万ほどど結構お高いです(*_*)
最近寒いので始動してから
・エンジン回転が高くてうるさい
・早くヒーターが効いてほしい
・燃費良くしたい
・チューニングをしてもらったはいいが冷感時のつめが甘くてなかなか始動できない(レアか?!笑)
お悩みの方はいいかもしれませんね🧐
ヒーターはスイッチなどはなくコンセントに刺すだけでサーモスタットレス仕様ですので、スイッチボットなどのコンセントのスイッチと組み合わせて出発前に温めておくなんて事もできます😇
購入はeBayや北米パーツを売っているサイト、amazonでどうぞ!笑
ブロックヒーターと水路の話が混じってしまった、、、
本日も非常に長文でした、、
読んでいただけた方々! ありがとうございます😊