その他のジャイロ・ジャイロ・キャノピーに関するカスタム事例
2018年06月25日 01時53分
快速緊急SOSトラブルシューティングハイパージャノピー(←ジャイロ・キャノピーの個人的略称)管理備忘録。
ジャイロデフオイル
カストロールEDGE 10w-30
+コンプレックスエステル1%添加
+ベルハンマー原液0.7%添加
交換
デフオイル抜き穴全抜き後ジャッキ車体保持、右ホイール外しデフケース開け。
その後パーツクリーナーで鉄粉等旧きオイル全てを抜きとりその後ヒートガンで完全乾燥。
ガスケット跡も綺麗にしたのち液ガスを薄く塗った純正ガスケットを取付けデフケース閉じ、規定トルク閉め後4時間の乾燥時間を設けその後暖めた混合デフオイルを注入する、その際ドレンより滲みや抜けを防ぐため規定トルクで閉めるのを心がける。
オイルがいったん漏れて来るようになったらボルトを閉め付近を試走。
その後再度デフオイルの不足分を足す。
完全交換の場合ギアの間のオイルも抜けるため走ると隙間に入り込むためだ。
駆動系玉軸受け(ベアリング)整備
フロントホイール
リード90純正ベアリングASSY(ディスクブレーキ化汎用のためリード脚使用中)を用意し一度分解。
その後グリス類はキャブクリーナーや灯油等で完全除去し天日干しで完全乾燥。
その後ベルハンマーグリスNo2(主に玉軸[ベアリング]受け用ちょう度調整グリス)を同じ量塗り組み立て、ホイールへとアセンブル。
リアホイールベアリングはデフオイルが潤滑を担っているためグリスアップは無いがクラッチシャフトベアリングやクランクケース、デフケース、クランクベアリング等の[グリスに頼る部分]は高温極圧耐久グリス【ベルハンマー】に変更する。
燃料
昭和shell石油 フェラーリ指定燃料
V-power+ワコーズ フューエル1(1%混合)
オイル
分離給油式、FDグレード厳守
キャブレター
DIOキャブ ジェット交換調整済み
(↑洗浄力の高い燃えにくいハイオクタン価混合ガソリンなためキャブバランスキャパシティも純正よりも極少なため季節の変わり目や湿度の違いなどで調子が左右されます、このジャノピーの個体差でもあるかとは思いますが基本的に純正でも春夏秋冬に合わせた調整をすることでトラブルは勿論ですが燃費や気筒内部の汚れなどある程度減らせます、しかしながら全ての個体にも差はあるので注意です。濃すぎても薄すぎても悪影響があるのでご注意を)