コペンのオッサンの独り言・ブースに入れば自身の愛車同然・クルマの外科医・仲間に感謝・オリジナル残したいに関するカスタム事例
2025年03月04日 10時49分
クルマ関連の仕事をして、いつしか好きでやってた板金塗装の仕事により、お客さんのクルマばかりやってたせいで、自身のクルマはそっちのけ。職種変えてから出会ったコペンが数十年ぶりの楽しみになりました。沢山のいいね!フォローありがとうございます。
お疲れ様です。自身のコペンです。いろんな方々の働きによりオールペイントが終了して公道復帰出来ました。
いつものオッサンの独り言にお付き合いして頂けたら嬉しいですが、長文につきどうぞめんどくさい方はスルーでお願いします。
ボディー再生屋の仕事ですけど、受けた患者(クルマ)は自身のクルマとしてしっかり仕事する事。自身借りてるブースに入った時点で自身のクルマとして、師匠の教え、昔から変わらずやってます。
例えば、自身の愛車コペン。とにかく色々バラしては組み立てと数年やってます。じゃあ、お客様の車両、興味の無い車両がブースに入れば錆びてる所正して普通にバラして組み付けて終了、後は塗装屋に丸投げ?
板金屋と再生屋の違いの差はなくて、その患者に向き合う、作業中はオーナーで居たい人間かの違いです。
ベースを造り直し良い状態から塗装屋にしっかりバトンを渡すミーティングもしっかりしてはじめてアスファルトの上でオーナーの笑顔だったり、廻りの笑顔だったりが有ると思います。
再生屋は影の存在で、表舞台に出る事はありません。全てはオーナーの笑顔と満足だけです。
さて、現在SA22の再生をやらせて頂いてます。リヤ廻りの最悪なFRP補修から、しっかりスチールに正し、細かい錆びや歪みも取りつつ。当初は「コレバラすの怖いよ」なんて思ってましたが、アンダー潜りシャーシ廻り、フロアー、サイドシル見る限り状態は極上です。
コレはオーナーも知らない、廻りの職人さんも知らないです。自身少し感動すら感じてます。
ドア左右に関しては定年劣化の当たり前の錆び。シングルアクションサンダーで表面に固着したデカールを剥がす時に感じた事が、「各部補修のタッチペイント有るけど塗装被膜が保々オリジナルの下地からのトップコート。お前凄いなぁ。。(笑)」です。
写真はフロントフェンダー上部の建て付けです。
わかりますかね?これまでSA数台携わりましたが、新車からの骨格とフェンダーをシーラーがそのままなのです。確認すると、フェンダーを留めるボルトも一度も外された形跡は無い。フロントフェンダー左右です。「こだわりか、手抜きか?」と言われたら、
「コレが僕の愛車ならフロントフェンダーは外さない」って言う考えです。
皆さんはどう思いますか?
自分の愛車ではない興味の無いクルマなら「とりあえず外せば?」なんて仕事の流れで外してしまうのが普通ですね。
親方の一言、仕事として言われた事しっかり
「外してしっかりやってくれ!」って流れでね。
現状綺麗なボディーの表面見て、塗膜の内側がどうなってるってわからないからバラシって判断はしませんが、自身見る限りとても良い状態のフロントフェンダー左右です。
フルレストアではなく、セミレストアの仕事ですから予算もありますよね。
「まだ大丈夫だね。」って思えばそのままバラさず行きたい。その状態を若きペインター、塗装屋に見せて相談説明する事も仕事として。
僕のブースに入ったからにはその時間は自身のクルマとしてやらせて頂いてます。
バラした方が作業しやすいんですけどね。
ボディー再生屋は影の存在です。
いやらしいです、お金で動いてますが、
全ては 公道復帰とオーナー様の笑顔です。
ここまで閲覧感謝します。ありがとうございました。
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オッサンの独り言お付き合い感謝。
お疲れ様でした。