ダイナバンのブレーキパッド交換・DIYに関するカスタム事例
2022年10月27日 21時47分
【メンテ記録】23万キロ
ブレーキパッドの交換です。
20万キロでキャリパーのオーバーホールしてるので、今回はパッドのみ。
この巨体でトルコンAT、排気ブレーキ無しなので、フロントパッドは5万キロしか持ちません。
カシヤマ製のOEMブレーキパッド
使う道具は少なくて、こんな感じです。
車載レンチでホイールナットを軽く緩めてからジャッキアップ。
片側づつ進めるので、ロアアームにジャッキを掛ければ簡単に上がります。
トラック系のナットは人力で外すのが大変です。
外したタイヤをフレーム下に突っ込んでおけば、もしものトラブルもギリギリセーフになります。
裏側にあるボルトを外します。
片側だけ外すと写真のように開くので、番線で吊り上げて固定。
限界残量です。
古いパッドを外してパーツクリーナーでお掃除。
キャリパーピストンも、ダストブーツ周りだけパーツクリーナーでお掃除。
ブレーキフルードの口を開けておきます。
※ここからフルードが溢れると掃除が大変です。
小型車とかのキャリパーなら、必殺マイナスドライバーでピストン戻しができますが、少し大きめのキャリパーは無理でした。
Cクランプでゆっくりピストンを戻します。
戻しきったところ。
ダストブーツが変形してなければOK
シリコングリスを塗っておきます。
スライドピンが少し固かったので、ダストブーツの隙間から注油して動きやすくしておきます。
可動部にシリコングリスを着けて
パッドと無き止めプレートにもシリコングリスを着けて
ブレーキパッドを組み込みます。
クリアランスピンを忘れずに。
元に戻してボルト固定。
ブレーキローターだけパーツクリーナーで軽く脱脂しときます。
ブレーキペダルを押して反力がつくまでポンピング。
軽く掃除して注油。
ガツガツやりながら、しっかりセンターを出して仮組み。
規定の締め付けトルクが365Nなので、体重でトルク合わせ。
レンチのセンターから45センチの場所に自分の体重を掛けると360Nになります。
同じ要領で反対側も交換したら、液面を確認してキャップを戻します。
エンジンをかけたら、動かす前にブレーキを踏みつけて異常がないか確認します。
助手席側が片減りしてました。
方減りしてる時はスライドピンの動きが悪くなってる事が多いので、スライドピンを念入りに動かして注油しておきました。
道端でバーストした時の練習がてらパッド交換しましたが、オススメはしません。
パッド交換後は、アタリがつくまでブレーキが甘くなるので注意しましょう。