ゴルフ RのTuning Evolution B.L.K・VWディーラー巡り・ID.4・電気自動車・来来亭に関するカスタム事例
2023年04月24日 15時55分
VW大阪高槻さんに初ふらり。
かまっていただきありがとうございました。
ID.4
Pro Launch Editionでは77kWhのバッテリに最高出力150kW(204PS)/4621-8000rpm、最大トルク310Nm(31.6kgfm)/0-4621rpmのモーターを搭載し、最大航続距離は561km(WLTCモード)。0-100km/h加速は8.5秒(欧州発表値)とした。いずれのモデルも最高速は電子的に160km/hに制限される。
いずれも堅牢なアルミニウム製ハウジングに搭載され、重大な事故の際にはバッテリの電源が切れるような保護回路が組み込まれる。フロアプレートに組み込まれた冷却水経路によって、あらゆる状況でバッテリを理想的な温度範囲に保つ熱管理システムにより安定した高出力、急速充電時の充電時間の短縮とバッテリの長寿命化を実現。8年間または走行距離16万km走行(どちらか先に到達した方)後もオリジナルの充電容量の70%を維持することを保証するという。
充電については、普通充電(200V)と急速充電(CHAdeMO規格)の2種類の充電機能を搭載。充電状況は充電ポート横のインジケーター、ドライバーインフォメーションディスプレイなどで表示され、車両を解錠しなくても確認できるようになっている。充電時間は家庭用充電設備などにある普通充電6kWの充電器を使用した場合、Lite Launch Editionではバッテリー残量0%から満充電まで約9時間、Pro Launch Editionでは約13時間。また、90kWのCHAdeMo急速充電器を利用した場合、バッテリ警告灯が点灯してから80%までの充電時間はLite Launch Edition、Pro Launch Editionともに約40分(自社計測値)としている。
エクステリアではID.ファミリーに共通するクリーンで流れるような力強いスタイルをSUVにあてはめ、緩やかでやわらかな変化とシャープでクリーンなエッジが交互に現れる、風によって形作られたようなデザインを採用。リアに向かってシャープなラインを描く流れるようなボディ形状に加え、リアのエアフローを効果的に断ち切るため大型ルーフスポイラー、立体的な造形のテールランプクラスター、ほぼフラットなアンダーボディのリアエンドに設置したディフューザーといったアイテムを組み合わせることで、Cd値0.28というSUVとしては優れた空気抵抗値を達成している。
ライトユニットは前後ともに全車LEDを採用。Pro Launch EditionではマトリックスLEDを採用したIQ. Lightを標準装備し、フロントカメラが前走車や対向車などの周囲の状況を検知して常に最適な配光をコントロールする。同じくPro Launch Editionのリアコンビネーションランプは複数のLEDストリップを立体的に配置した新しいレイアウトを採用することで、新型ID.4のリアビューを個性的なものに仕上げた。
ボディカラーはPro Launch Edition専用色となるグレイシアホワイトメタリックとストーンウォッシュドブルーメタリックとともに、ブルーダスクメタリック、ムーンストーングレーの全4色を展開する。Lite Launch Editionではルーフカラーがボディ同色となり、Pro Launch Editionではルーフカラーがブラックになる2トーンカラーを用いる。
インテリアでは従来のシフトノブに代わるドライブモードセレクターと統合された5.3インチのメーターディスプレイ、大型のセンターディスプレイ(Lite Launch Editionは10インチ、Pro Launch Editionは12インチ)を採用し、近未来的なインパネデザインを演出。ブラウン色のレザレット(人造皮革)をダッシュボード上部、ドアパネル、シートサイドにデザインし、シルバーのデコラティブパネルをアクセントとして配置したほか、アクセルペダルには再生マーク、ブレーキペダルに一時停止マークをモチーフとしたアルミ調ペダルクラスターを全車標準装備するなど遊び心のあるデザインも採用。さらにフロントウィンドウの下に設置されたライトストリップでドライバーを直感的にサポートする「ID. Light」システムを標準装備しており、さまざまな光パルスを使用して運転準備の完了、充電中のバッテリレベルなどのステータスをアナウンスしてくれる。
また、MEBアーキテクチャーを採用したID.4では乗員を最優先に考え、従来のSUVカテゴリーにおいて1つ上のクラスに相当する広い室内スペースを実現。クラストップレベルとなるラゲッジコンパートメント容量は、リアシートの背もたれを折りたたむことによって543Lから1575Lに拡大することが可能。
そのほか先進運転支援システムについては、車両が意図せずに車線を逸脱するとシステムがステアリングに介入するレーンキープアシストシステム“Lane Assist”を標準装備。プリクラッシュブレーキシステム“Front Assist”は車両前方の領域を監視し、警告およびブレーキへの介入でドライバーをサポートしつつ、他のクルマや歩行者、サイクリストとの差し迫った衝突を警告する。レーンチェンジアシストシステム“Side Assist”はID.4の前後の交通状況を監視し、危険な状況でドライバーが車線を変更しようとすると警告が発せられる。
Pro Launch Editionではこれらに加え、同一車線内全車速運転支援システム“Travel Assist”を標準装備。これは前後方向と横方向の車両コントロールシステムを組み合わせたもので、ステアリングホイールのボタンを操作して作動させることが可能。この機能はシステムの制限内でアクセル操作とブレーキ操作の大部分を実行し、穏やかなステアリング介入を行なって車両が車線の中央に留まるようにドライバーをサポートする。また、同じく標準装備の緊急時停車支援システム“Emergency Assist”は、突然の体調不良などによる緊急事態でドライバーが車両を操作できなくなった場合に、同一車線内で車両を安全に停止させる。