車狂♪︎さんが投稿した草ヒロ愛好会に関するカスタム事例
2019年09月22日 00時21分
このアカウントでは私が撮影した草ヒロ、所謂廃車体を1日1台紹介しています。 あくまで趣味なので各メーカーさんや車種に特定の意図や不満を持ったものではなく、個人的な主観で書いているため気分を害してしまうこともあるかもしれません。 自動車が本来の用途で使われていないこと、廃棄されていることに対して不愉快に思われる方はご覧にならないことをお勧めします。 また悪戯や盗難防止のため、草ヒロ個体の詳細や所在地等に対するお問い合わせには、如何なる方法でもお答えできませんのでご了承ください。
エルグランドで千里浜なぎさドライブウェイへ行こう(最終回)
本日の草ヒロ(放置車両)シリーズ
今回は“ポルシェ 911S タイプ901”です♪
あっという間の最終回…(^_^;)
最後はレアなこのクルマで締めます‼️
美しい水色に流線型ボディ…
これこそ「THE・スーパーカー」の“ポルシェ911S”です‼️
ちなみに歴史としましては、911は当初、社内番号「ポルシェ901」として開発されていたらしいのですが、プジョーがフランス国内において、真ん中に0のつく3桁の数字で構成される車の名前の権利を全て取得していたため、ポルシェはフランス国内でのみ違った名前の車を販売するのではなく、すべてを「911」と名前を変えて発表することになったそうです…🤔
ポルシェ356と同じRRレイアウトを踏襲した911シリーズ(通称ナローポルシェ)は、1963年のフランクフルトモーターショーでデビューし、1964年に販売が始まりました😊👍
356と比較するとホイールベースは10cm程度(全長は約21cm)も長くなり、そのぶん室内も広くなっています😃
356よりも快適に乗れて、かつ速いスポーツカーとして設計されたという訳で、空冷エンジンは新設計となり、排気量は356の1600ccから1991ccへと大幅に拡大、130馬力を発生する空冷水平対向6気筒ボクサーエンジンをリアへと搭載します😁
トランスミッションにはタイプ901と呼ばれる5速MTのみが用意されていました😄
356は1965年に生産を終えることになりましたが、特にアメリカ市場において4気筒エンジンの需要が強かったため、同年に、912が直接の後継車として発表されています…
これは911と同じ車体を使用するものの、90馬力を発生する356用の4気筒エンジンが搭載されています🤣
そして1966年、よりパワフルになった911Sを発表‼️
160psにまで引き上げられ、ポルシェ史上初めて、かの有名な5つ葉デザインのフックス製アロイホイール(画像は社外ですが)が採用されています。このホイールは同社比で2.3kgも軽いものらしいです😃
ブレーキにはベンチレーティッドディスクが備わりました🤩
アメリカ「Car and Drive」誌によると、走行性能は0-60mphが6.5秒、0-100mphが18.2秒であり、最高時速は140mph(約225kmh)と、当時としては驚異的な走行性能を誇りました👏😉
1967年には、ルーフをロールバーで補強されたタルガモデルが登場します🤜💥🤛
米国の国家道路交通安全局であるNHTSAが、米国内において完全にオープンにしたコンバーチブルモデルを規制することが危惧されていたためです☝️😲
「タルガ」はイタリア語で「盾」を意味し、シチリアで開催された有名な公道レース”タルガフローリオ”からその名が取られました🏁🐎
さらに1969年になると、直噴装置が導入されるようになりました(*^^*)
しかしこの年、ホイールベースは操縦性安定のため5cm程延長されることとなり、また、リム幅の広がったホイールを納めるためにホイールアーチが追加されたため、ボディデザインが多少の影響を受けることを避けることはできませんでした😭
1973年には、ナローシリーズで最強となる、911カレラ 2.7RS(通称ナナサンカレラ)を発表😏
レーシングシーンにおいて大活躍し、歴史的なスポーツカーとして今なお絶大な人気を誇っていますね🎵
1975年、901型911シリーズは、米国の衝突安全基準を満たすためにビッグバンパーを装備することになります😵🌀
便宜的に、それ以降のモデルを930型と呼んでいますが、実際にノンターボモデルが930型となるのは78年モデル以降で、930型とはそもそもターボモデルを指す呼び方でした( ^ ^)r゛゛
その後も、911は「水平対向6気筒エンジン・ミッドシップ・後輪駆動」というコンセプトを頑なに守り続けながらも進化を続け、964型、993型、996型、997型、そして現行の991型へと至っているのです😀
“911S”と“2.7”のエンブレムです✨
これだけでも一見の価値あり🐜😃
スーパーカー世代の方々には堪らない個体でしょうねぇ…🤩
実際にまだ学生の僕でも感動したくらいです笑
どうやらフロントのエンブレムは取れている様子で、ガラス類も痛々しく砕け散ってしまっていました…😰
この通り、ガラスというガラスは全て残っておらず、粉々でした…
人目につきにくい路地裏の道沿いに堂々と放置されているので心ない人間がいたずらしたりするんですかね~😅
リアシート上のコンモリしている部分はスピーカーでしょうか…🤔📢
そして「石55」のナンバーつき💦
これワンオーナーの可能性ありますね…
本当に勿体ないです🤤
改めて見るオーバーフェンダーやスポイラーの付いていないスッキリしたボディ…✨
「カッコいい」というよりも「美しい」と言った感じでしょうか(?_?)
なんとも言えない素晴らしいデザインです😃
動いて潰れたと思われるタイヤが上向きになっています😰
元は違う位置にあり、無理やり引っ張って移動させたのでしょう(^_^;)
先ほど解説で社外と書きましたが、もしかして純正でしょうか?
内装もノーマルでしょうか…🤔
ステアリング、シート、メーター類は比較的綺麗っぽいですね🙆
天井の内張りは派手に剥がれてしまっていましたが…
レックスとツーショット
決して広いとは言い難い場所でしたが、思わぬ大物個体もあり、存分に楽しめました♪(一応通り掛かりのご近所の方にお聞きしたところ、何年もこの状態だそう… 撮影許可、いただきました😁)
以上で「エルグランドで千里浜なぎさドライブウェイへ行こう🎵」シリーズは終了になります
ご愛読いただきありがとうございました🙏
次回からは平常運行で地元周辺の草ヒロシリーズに戻ります😅
おまけ
これはポルシェとは別の場所にあったキリスト看板、俗に言う「キリ看」です😊
レトロな明朝風の字体がよいですね💯
「あなたの神はたゞひとり」
【注】
この写真は、草ヒロ探索中に発見した、いわゆるキリスト看板と呼ばれる看板の公開のみを目的とし、キリスト教を布教、あるいは誹謗・中傷したりする意図はありません。
また、キリスト看板の設置を承諾している家主様、そしてクリスチャンの方々を誹謗・中傷する意図も全くもってございません。
そして僕はキリスト教徒ではありません。