デミオの88HOUSE DFC・RED i・ウインズ・wynn's・お滝のオイルメモに関するカスタム事例
2021年04月26日 17時04分
昨日に引き続き連投、失礼します🙇♂
今日は以前の、エンジンかからないよ現象になってしまったDFCの原因究明と修理のために88HOUSEに来ました。
結果的には接続をしてエンジンをかけたら問題ありませんでした。
故障コードも特に出ておらず、エンジン始動時の燃料出力を何らかの原因で読み取れなかった若しくは熱でサブコン自体が一時的に不良を起こした事が考えられるそうです。
前日にフルパワーモードで群馬を走り回ったのが原因なのかもしれませんが(笑)
断定は出来ませんでしたが、サブコンの場所をフェンダー側に移すことによって熱対策とし様子見になりました。
今はメチャクチャ快調に走れています👍
お滝のオイルメモ①
【ウインズ、オイル添加剤について】
皆様はwynn's(ウインズ)というエンジンオイルのメーカーをご存知でしょうか。
写真の5W30は欧州のC-3という規格となります。自分はデミオとかの国産車はDL-1のオイルしか入れられないと思っていましたが、ウインズのC-3は日本の全てのディーゼル車もカバーしている性能のようです。
DPF再生を重視したロングライフ設計で、欧州車向けの耐久性を備えており、メーカー推奨交換距離はなんと1万キロ!
現在の精密にコントロールされているコモンレール式のディーゼル車だからこそ実現した耐久力だそうです。
このオイルは個人では日本でネットなどでも手に入れることが出来ないため、次回のオイル交換は88ハウスで入れてみたいと思います。
ウインズのディーゼル専用のオイルでも充分だとは思うのですが、日本全てのディーゼル車だけでなく欧州のディーゼル車も手掛けている88HOUSEオススメのオイルはこちら、ウインズのシンセティックオイルのレッドアイです。
規格はSN。ディーゼル車用ではなく粘度も5W50と結構固い感じで、アメ車の大排気量のエンジンと相性がいいみたいです。
鉱物油に含まれる硫黄は硫酸に変化した時にDPFにダメージを与えてしまいますが、ウインズの5W50オイルは100%化学合成油なのでその心配もありません。
10W50になると鉱物油になりますが、
ウインズはペンシルバニアに油田を所有しており、自社の油田からベースオイルを抽出しています。
ペンシルバニア産のオイルは硫黄成分が少なく、純度の高いオイルを抽出できるため、昔から最高級品質として知られていました。他の場所の硫黄成分が高いオイルだと硫黄を抜くために薬品を入れてベースオイルの品質が低下したり余分なコストがかかって割高だったりします。
勿論これをこのままデミオに突っ込んだら不調間違いなしですが(笑)、そこはディーゼル車の老舗のノウハウが光るところ。
ウインズの2つの添加剤をレッドアイに混ぜ合わせます。
1つはスーパーチャージ。
レッドアイの固いオイルの粘度を更に高めます。これは高温や劣化などでオイルの繊維がせん断されて油膜を張る能力が落ちるのを阻止する目的の添加剤です。
2つ目はハイドロリック バルブリフターコンセントレート。
声に出して読むと噛んでしまいます。ディーゼル車に必要な洗浄能力を確保するとともに、レッドアイとスーパーチャージで高くなった粘度を緩和して、油膜を張る能力はそのままで滑らかさを追加する添加剤です。
この2つの添加剤により日本のクリーンディーゼルエンジンでも問題ないどころか性能をかなり引き出すことが可能となります。
ハイラックスに入れたお客さんは2度と純正オイルに戻ることができなかったそうですw
勿論、先程のC-3のディーゼル専用オイルにも2つの添加剤が入っています。
しかしこの組み合わせはスムーズさとトルク性能をかなり重視した配合なので、DL1と同じく5千キロに一回の交換となります。
オイルが1万で各添加剤が4千なので、全込みで2万…。
気合い入れて走りたい時だけにしたほうがお財布にも良いですね🤣
添加剤はオイルを薄めるだけで、オイルメーカーは最初から必要な成分を入れてるんだからオイル単体で充分だと思っていましたが、別種のオイルと添加剤を組み合わせる事によって新しいセッティングが可能になると分かりました。
何はともあれ使ってみないと分からない事も多いので、DL-1以外にも色々とチャレンジしていこうと思います😊
長文失礼しました🙇♂