車狂♪︎さんが投稿した草ヒロ愛好会に関するカスタム事例
2022年01月22日 23時26分
このアカウントでは私が撮影した草ヒロ、所謂廃車体を1日1台紹介しています。 あくまで趣味なので各メーカーさんや車種に特定の意図や不満を持ったものではなく、個人的な主観で書いているため気分を害してしまうこともあるかもしれません。 自動車が本来の用途で使われていないこと、廃棄されていることに対して不愉快に思われる方はご覧にならないことをお勧めします。 また悪戯や盗難防止のため、草ヒロ個体の詳細や所在地等に対するお問い合わせには、如何なる方法でもお答えできませんのでご了承ください。
梅雨前の長野へ〜早朝から日没までの大探索〜(22)
本日の草ヒロ(廃車体)シリーズ
今回は“三菱ふそう エアロミディ MK117”です😊
有名な高原の麓の観光通り沿いにまさかの廃バス。
こちらのバスは三菱ふそうの中型バスであるエアロミディシリーズのMK117という型です。
1990年に平成元年排出ガス規制対応モデルとして路線バス向けに開発された車です。
ちなみにこのMK117というのはリーフサス車で、他にエアサス車もラインナップされていましたが、そちらはMK517という名前でした。
ちなみにトランスミッションは5速MTですが、このモデルを筆頭に従来のフロアシフトから90年代に主流となったフィンガーシフト(この頃はまだオプション)が採用されました。
フロントガラスの右側をよーく見ると平成11年(1999年)の点検整備ステッカーが確認できるため、ここに置かれたのは平成13年(2001年)頃と思われます。
上にも記述した通り、このモデルは1990年発売なので仮にこの個体がド初期モデルの90年式だとしても現役期間は11年ほどなので、バスにしては短命でしょう。走行距離もまだ少ないものと思われます。
右サイドに回ると事業者名である「福鉄」の文字が。
これはどうやら名鉄グループの福井鉄道で使われていたバスのようで、その名の通り福井県の事業者です。
恐らく福井県で使われていたバスを物置として使うためにオーナーさんが解体屋さんなどから買ってここに置いたものと推測されます。
畑の奥地にあったので接近はできず……。
真横の観光通りから撮影しました。
車内にはたくさんの藁が積まれていて暖かそうです。
反対側から見るとこんな感じ。
先程書いたように2001年から置かれていると考えると撮影当時(2021年4月)で20年目になる訳ですが、その割には荒廃度が高いように思えます。
まあ農薬を使いに使いまくっているならここまで朽ちるのも納得できるのですが、なぜか不自然な朽ち方に見えるので実際のところは車検が残っている頃から置かれているのかもしれませんね。