3シリーズ セダンのDIY・BMW3シリーズ・ヘッドライトリペア・耐水ペーパー磨き・クリア塗装に関するカスタム事例
2019年11月18日 23時55分
休日DIY大作戦‼︎
皆様お久しぶりです🙇♂️
先日のヘッドライトリペアを行いました。
「黄ばみ、クリア剥げ、クラック、飛び石跡」
大切な愛車のヘッドライトに悩みをお持ちの方多いのではないでしょうか?
私もついこの間までその中の一人でした。
しかし、今は新品とまではいきませんが散々頭を抱えたヘッドライトの悩みが嘘の様になり快適なカーライフを送る事が出来ています😄
今日はそんな煩わしい悩みが如何にして解決したか施工時の写真も踏まえながらお話させて頂ければと思います
思えば4月の納車時から気になっていたヘッドライトの劣化に
「どうにかならないものか?🤔」
としばらく悩んでおりました。
新品の購入や専門業者にお願いすればお値段が…😱
そこで私が取り組んだのが「ヘッドライトを外し耐水ペーパーから掛け直し、弱溶剤クリア塗装を施す」という方法です👍
多少の時間と技術を要すところはありますが材料費のみのコストしか掛からずかなり経済的負担が少なく済むのでオススメです。
今回はBMW E90型前期Mスポの施工写真になりますが肝心のヘッドライト磨きに関しては車種、メーカー問わず共通なので是非参考になればと思います。
STEP1
まずはタイヤを外します。
今回安全性を重視しジャッキポイントを油圧フロアジャッキであげて脇から古タイヤを入れて安定性を確保した上で作業します。
※注意※
1:タイヤを脇から入れる際に傷防止の為に使わなくなった毛布、厚めの段ボールをボディとタイヤの間に入れる事をオススメします。
2:タイヤを入れ終わりフロアジャッキを降ろす際サイドスカート損傷しない様にゆっくり降ろす様にして下さい。
こんな所にムカデの死骸が…😨
STEP2
次にインナーカバーを外します
8mmのボルトと10mmのネジがあるのでそれぞれ外します。
ボルトが外れるとインナーカバーがガボっと外れます。
※注意※
1:外したネジはとても小さく失くしやすい為はビニールや箱に入れて保管する事をオススメします。
2:タイヤ脱着やインナーカバー脱着の際はブレーキダストで手が汚れたり、ケガをする危険性があるので手袋着用で行う事をオススメします。
STEP3
次にフロントバンパーの脱着作業になります。
BMW E90前期Mスポのフロントバンパーは大きく分けて3箇所あります。
一つはボンネットを開けてグリル上部の部分、
二つ目はバンパー下のアンダーカバーと繋がっている部分
三つ目はタイヤ、インナーカバーを外した側の内部
これらを外すとバンパーが脱着可能になります。
※注意※
1:バンパー脱着の際T30のトルクスネジで留まっている部分があるので専用工具(ホームセンターで売っています)を用意する必要があります。
2:バンパー取り外しの際にフェンダー、ヘッドライトを損傷しない様に養生をする事をオススメします。
3:バンパー取り外しの際にフォグランプのバルブは予め外す必要があります。
STEP4
次は照明関係のコネクタを取り外します。
ボンネット側からHID、ハロゲン、ウィンカーを統括している大きなコネクタを取り外します。
(写真撮り忘れました😭)
その次はタイヤ、インナーカバー側からエンジェルアイのコネクタを外します。
※私の車は社外LEDエンジェルアイを装備しているので純正と異なります。
純正の場合は箱型のカバーを取り外してからコネクタを取り外します。
※上の写真の様に戻す際に分かりやすい様に写真を取っておくと後で苦労しなくて済みます。
個人的にエンジェルアイはLEDが好きです🤗
STEP5
次にヘッドライトを取り外します。
フロントバンパーまで取り外しコネクタ類も取り外すといよいよヘッドライトを取り外せます。
BMW E90前期Mスポのヘッドライトはヘッドライトと特殊なフレームがネジで留まっておりそのフレームがボディと留まっている構造となっています。
こちらはフェンダー側とグリル側がそれぞれ2箇所ずつ留まっています。
このフレームを外れた後に今度はフレームとヘッドライトを留めているネジを外します。
※注意※
1:こちらのフレーム部分のネジも先程と同じトルクスネジになっています。
2:先程外したコネクタ類は水の侵入やゴミの侵入を防ぐ為に写真の様に養生をする事をオススメします。
いよいよヘッドライトが外れました。
ヘッドライトの劣化を隠す為にスモークフィルムを使用していましたが正直夜の視認性悪かったです😅
LED黄色フォグがあったのでなんとかなっていた感じでした。
フィルムを剥がすと改めて重症なのがわかります😖
大変お待たせしました😤
これよりヘッドライト磨きの本題に入ります
先ずは耐水ペーパー260番黄ばみ、クリア層はすぐになくなりましたがクラックは中々消えませんでした😣
しかし、ここで手を抜くと最後の仕上がりに影響するのでひたすら水平磨きを頑張りました。
※今回は市販されている耐水ペーパーを1/6にカットしスポンジに巻いて水に付けながらひたすら磨いていきました。
※注意※
1:ヘッドライトの裏側が水に濡れてダメにならない様にテープ付き養生シートで裏を覆い更にその上養生テープ貼り防水処理を行う事をオススメします
次に400番の耐水ペーパーで今度は垂直方向のみで260番の傷が消えるまで掛けます。
400番が終わったら600番で今度は水平に400番の傷が消えるまで磨きます。
水平→垂直→水平→垂直の順で番手を変えた際に磨く方向も変えます
600番で400番の傷が消えたら1000番の垂直磨きで600番の傷を消していきます。
番手のポイントはホームセンターの陳列の都合も有るかと思いますが理想は磨いた番手の倍以下細かい番手で磨くと良いかと思います。
例)
260番→400番→600番⭕️
260番→600番→1500番❌
1000番で600番の傷が消えたら1500番→2000番で水平垂直交互に磨きます。
そして最後に3000番の傷消しコンパウンドで傷が殆ど無い状態にしていきます。
写真だと変わり映えしないので1500番からは省略させて頂きます
上の写真は3000番が終わった状態です。
この時点でも多少のくすみはありますがこれはこの後のクリア塗装で解消されるので大丈夫です。
※鏡面まで仕上げてクリアする方も居ますが私はクリア塗装の足付けが弱くなるのが嫌なので傷が消える程度でクリア塗装作業に移りました。
ここからはクリア塗装作業に移ります。
まずはヘッドライト表面を十分脱脂します。
脱脂は家庭用の中性洗剤で充分かと思います。
クリアはヘッドライトに優しいアサヒペンの「弱溶剤2液 クリアスプレー」を使用しました。
ヘッドライトの脱脂が終わったら水気を取りクリアスプレーを48°のお湯で温めます。(お湯の温度の指定はありません)
クリア塗装は水平に方向に一定方向から3回吹きました。
これを10分おきに計5回繰り返しファンヒーターで熱乾燥させました。
※吹きかける都度スプレーは温めた方が良いかと思います。
※注意※
1:あまり掛けすぎると水滴が垂れる可能性があるのでサッと吹き掛けるのが良いかと思います。
写真は乾燥が終わり完成したものです。
こちらが施工前と施工後の比較になります。
とても綺麗になり満足のクオリティになりました😆
ライトが完成し取り外した時と逆の手順で戻せば無事に完成‼︎
所用時間 2日
施工に使った道具
耐水ペーパー260番.400番.600番.1000番.1500番.2000番
アサヒペン弱溶2液ウレタンスプレー300ml クリア
99工房 液体コンパウンドトライアルセット
ヒートガン、スポンジ、テープ付き養生シート、養生テープ、バケツ、中性洗剤等
これら全ての総額でも10000円しませんでした。
ウレタンクリアスプレーは2液混合型で混合してから12時間で使えなくなります。
最後に恒例の洗車をして終わりです。
元々洗車が好きでボディは綺麗にしていたのですがヘッドライトの劣化でどうしても古臭さが出ていたので今回のリペアでその古臭さもなくなり
良いカーライフを送れています👍
今回自分の様に悩んでいる方の参考になればと思い長々と書いてみました。
最後まで読んで頂きありがとうございます🙇♂️
皆様のカーライフが素晴らしい物になる様に祈っております。