セルシオのクラウン・カローラ・ドライブ・青森県・4号線に関するカスタム事例
2022年07月12日 19時03分
相棒のセルシオに乗り始めて20年目🌟 ドライブを兼ねた旅行が趣味なので、全国各地を走ってきました✨🚘✨ 投稿頻度は多くはないですが、その代わりに好き勝手な投稿ばかりしています(^-^)v
~国道4号線制覇への道のり 完結編~
この物語は前編・後編・完結編の3部作となっております。
前編と後編をお読みでない方は是非、別投稿の前編・後編をご覧になってからお読み下さい😊
以前に前編・後編を読んで下さった方も、今回が最終回となりますので、もう一度前編・後編から通してお読み頂ければ、自分とボブとあなたの3人で旅をしている感覚に陥ると思います。
3部作全て合わせて約15分間あなたの時間を占有致します。
その15分の中で何かしらの感情を得て頂ければ嬉しく思います。
「とにかく8月は青森に行ってみよう」
という気持ちになるかもしれません😉
もし..そうならなかったとしても、楽しみながら最後までお読み頂けたならば「今すぐドライブしたい❗」という気持ちになる事だけはこの場でお約束致します。
若い方はこれからのドライブの参考に😁
若くないよという方も、もう一度弾丸旅行をするキッカケとして楽しんでもらえればと思います。
それでは...
さて、真夜中にむつグランドホテルに戻り無事に1日目が終了し、5~6時間程の睡眠をとり、真夏の朝を迎えた我々は2度目の恐山に向かうのだ❗
(理由は後編の最後に記載した通りだ)
多少は休憩したアクシオを体の一部かのように乗りこなし、魔界村のような漆黒の闇夜に通った恐山へ続く山道を、今日は木漏れ日を浴びながら快走する。
やはり目と鼻の先なので、1時間程で到着した。
大量発生した虫だらけの暗闇では全く気づかなかったが、恐山の菩提寺の手前に赤い橋があったのだ。
ボブも気になったようなので、路上駐車して降りてみた。
なんと❗❗
これが三途の川にかかる橋だという❗
我々も橋のてっぺんまでは登ったのだが、さすがに渡りきるようなバカなマネはしなかった。
日射しが眩しい日中だが、いきなり別世界への入口を目の当たりにした我々は、いつもの馬鹿話を自然と慎むようになっていた..
そしてついに、菩提寺へ❗❗❗
景色、そして匂いが人間界と一変する...
東北という未知の領域を走り続けてきた我々だが、ここではさらに別次元の感覚となる。
「ここが神様や仏様の領域..」
どんな人でもここに足を踏み入れれば、行動や考えをわきまえるようになるだろうなと感じた。
強い硫黄の匂いと煙、その硫黄の影響で辺り一面薄黄色っぽい地面、その地面に刺さった無数の小さな風車(かざぐるま)、そしてあちこちに積み上げられた小石...
自分は霊感というものは全く無いのだが、霊そのものは信じているのだ。
なんでかって( ・◇・)?
中学の修学旅行の集合写真がマジもんの心霊写真だったからだ‼️
その後...他にも何枚か見てきたのだ..
そんな考えの人間なので、ここでは何にも触れずに崩さずに散策した。
小さいお地蔵様からファイナルファンタジーのボスキャラに出てきそうな巨大なお地蔵様。
岩場があったり、小山があったりと..
積み上がった石や風車を蹴飛ばさないように注意しながらあちこち1時間程歩き回る..
それは、この世界に慣れてきた頃だった。
いきなり真っ白の砂浜となり、その先に綺麗な透き通った湖が見えてきた。
緊張から解き放たれるような澄んだ湖だ⤴️
十数年ぶりに来たこの地..
小学生の時に見たイタコさんは居なかったが、風の音と野鳥の鳴き声だけしか聞こえない静寂を極めた湖を見ながら赤マルを吸い終え、改めて「来て良かった」と思った。
そしてこの瞬間に、旅の目的は全て達成されたのだ。
*その湖の紅葉時期がこちら↓
野郎同士で黄昏ている時間も束の間だ。
夜中の0時までにはアクシオを返さなければなりません。
「じゃあそろそろ戻る方向で行くかっ!!」
と覚悟を決める我々。
杉山清貴&オメガトライブの、さよならオーシャンではないが、「さよなら恐山」と心でつぶやき、伝説の恐山をあとにした。
(自分は年代よりも少し上の曲が好きなのだ)
昨日通った国道279を南下し下北半島を背にし、お馴染みの4号とぶつかる。
一般正常人ならここから東京に向かう場合は、
①最寄りのICから高速に乗る
②4号を少し南下して丁度良い所で高速に乗る
の2択だろうが、やはり我々は一般人の一歩先を行く❗
なんと、4号の終点から自動的に切り替わる国道7号を走って秋田県の日本海側から帰ろうという第3の選択肢を選んだのだ❗❗
それは4号の終点にある、あの「目印」を再び目にするという事を意味していた⤴️
約24時間ぶりに再会したその目印にも心の中で別れを告げる..
そして、7号に入っても相変わらず未知の領域と言うことには変わりはない。
4号とは違った景色をのんびりと走り続け、いつしか秋田南IC手前で空腹だった我々は
「団十郎」という名前の店を見つけて入った。
中華料理屋だったかラーメン屋だったか忘れてしまったが、この日2回目の食事となった。
この旅2回目のラーメンを食べた後、まるで地元に居るかの様に外で食後の一服をする。
ふと時計を見ると、午後16時過ぎだった。
ここから東京まで約650㎞程だろうか?
「順調に行けば8時間で800㎞は進むから大丈夫だべ」とボブが言う。
ここからは高速を使う訳だから、自分も余裕だと考え、我々は秋田南ICからこの旅で初の高速に乗った!
しかし❗
秋田自動車道は我々の予想とは違っていて、当時は片側一車線の区間がメインであり、たまに追い越し区間がある造りだった。
これだとボブの1時間100㎞計算が成り立たない。しかも今日は日曜日である!
錦秋湖SAでトイレへ寄り、秋田自動車道が終わりを迎え、岩手県の北上JCTから東北自動車道に入ったのが午後18時頃だ。
その時だ。
「500㎞以上道なりです。ってナビが言うんじゃねーの😂」とボブが言う。
*よく考えて下さい。
皆さんはこの「500㎞以上道なり」という文言を耳にした事、若しくは御自身の頭の中で考えた事はありますか?
少なくとも自分は後にも先にもこのボブの発言時のみである。
この投稿を読んでくれている方の中でも、そんな文言を頭の中で構成したことがあるという人は確実に皆無のはずだ...
初めて聞いた文言に意識を奪われている間に接近していた宮城県の長者原SAで、お土産を買うついでにまたトイレ休憩へ!
(自分は疲れが溜まってくると、トイレが非常に近くなってしまうのだ💦)
*ここのSAの、ずんだソフトクリームが最高に美味しい⤴️今でも有ると思います👍
さらに計算を狂わせるように、福島県の途中あたりから渋滞が発生した❗
(今では福島くらいなら下道で行ってしまう)
しばらくノロノロとして時間を消費してしまった..。
渋滞が終わり、いよいよ関東の栃木県の那須に入ったのは午後21時頃だったろうか?
(今では栃木は地元のようなものだ)
タイムリミットは残り3時間弱だ❗
すでに歌詞の80%以上を自動記憶したJ-EUROの曲調と同期するかのように、
さすがに焦り始めてきた我々❗❗
そして、この時がボブの飛ばし屋としての本領が目覚めた瞬間だ!
*三途の川の紅葉時期がこちら↓
自分の真逆で、オービスを見つける視力も無いボブなのだが....
「飛ばし屋の呼吸..壱ノ型..神速一閃」
を繰り出し、かなりの速度で栃木県内を高速ワープする❗
そんな時でも頻尿状態がまだまだ続き、またしてもトイレに行きたくなってきたのだ...❗
しかし...現在時刻と今のスピードを考えると寄らない方がいいと考えた。
そこで、自分が選択した行動は...
まず、J-EUROのボリュームを上げ、リヤシートへ移動し、水が半分入っているペットボトルを手に取り、一気に飲み干し、せめてものエチケットで窓を全開にし、立ち上がって後頭部を天井で固定し、そのペットボトルを使用した...
(女性の方がお読みになっていた場合は本当に申し訳ございませんでした(ToT))
東京まで神速し続けた関東の小さな飛ばし屋のおかげで午後23時には地元に到着する事が出来た❗❗
見慣れた街に入ると、余程楽しかったのだろう...「あ~ぁ、戻ってきちまったか..」
という気持ちになっていた。
虫だらけになり、2000㎞強を走ってくれたアクシオのガソリンを満タンにしてレンタカー屋に返却した。
わざわざ2日間のために買ったアクシオの芳香剤と、旅行カバン、お土産、そしてJ-EUROを取り出す。
レンタカー屋の前で、夜中まで鳴いているセミの音を聞きながら赤マルを吸い終え...
ボブと解散した。
やはり歌詞の90%程をオートマチックに記憶したJ-EUROが頭の中で流れ続けたまま眠りについた。
...ここで今回の旅自体がついに終わりを迎えたのだ...
プリンセスプリンセスの歌詞にあるように、
「8月の風を両手で抱きしめた世界でいちばん熱い夏...」
伝説となったこの弾丸ドライブをした季節だ。
そして時は流れ...
この時から約80日後の山が紅く燃える季節...
話を聞いて行きたくなったもう1人の親友と、ボブの3人でまたしても青森に行くことが決定したのだ❗
そして次回は4号を一切使わないという条件付きでだ❗❗
アクシオを指名し、埼玉・群馬・新潟・山形・秋田・そして青森に抜ける、お馴染みの未知の領域ルートだ❗
この時に恐山にある宿坊に3人で泊まって修行しようとしたのだが、他の2人がビビって却下された。
(今でも1度は泊まって修行してみたいと思っているが、みんなビビって行きたくないようなので未だに達成していない..)
そして、この国道4号線制覇をキッカケとして、東北各県・甲信越・北陸・東海・関西・四国・中国・九州・そして北海道と....全国制覇への道のりに手を出し始めるのだった❗❗❗
秋田県・田沢湖にて😲✨
青森県・蔦沼にて😍
岩手県・八幡平にて⤴️🗻⤵️
福島県・裏磐梯にて💓
山形県・鳥海山にて🌳🐦
宮城県・松島にて😋👍
北海道・宗谷岬にて⛵⤴️
福岡県・門司にて🌛🌉✨
愛媛県・伯方島にて🏝️
熊本県・菊池渓谷にて😌🏞️
栃木県・マヌルネコにて🐱🐾
そしてさらに時は流れ...
2022年...
「旅行」に行く回数自体は当時に比べると、年齢に反比例して多少は減ってはいますが
何らかの決断が必要な時や
頭の中や気持ちを整理したい時に
風の吹くまま気の向くままにドライブする事は10代の頃から何ら変わっていません😊
不思議な事に、ひとっ走り(人によりますが、自分の場合は数百㎞程)すると、案外それらが簡単にまとまる事が多々あります。
そのように、愛車にいつも助けられております😉
夏の風に抱かれながら...
皆様も是非お試しください👍
最後までお読み下さり
ありがとうございました(^^)Thanks!