シビックタイプRのek9・シビックタイプR・ホンダ・シビック・ekに関するカスタム事例
2022年03月18日 10時06分
ラインID fukusukeka 全然集まらないek9の輪を広げましょ! よろしければお気軽にメッセージお願いします🙇♂️ シビックタイプR ek9 コペン880 です!(^^)
フロアのさび落としが完了し、続いてペンキ塗り。
F1店長に聞いたのですが、やはり、錆の完全除去は難しいので、「やらないよりはまし精神」で、可能な限り錆を落とし、「転換剤」を塗って錆止めペンキ。分厚いほうが良いとのことなのでペンキを選定します。
当初、鈑金用の2液ウレタンの下地で使うプラサフを使う予定だったのですが、よく利用するペイントワークスに聞いてみると、
昨今の自動車には、サビが発生しにくい「防錆鋼板」が使用されているため、ミラクルプラサフをはじめ、自動車用塗料には「サビの発生を抑制する」効果はありません。
また同様の理由から、「自動車用のサビ止め塗料」というものもございません。
防錆鋼板が広く使用される以前の車種をレストアされている方々には、高いサビ止め効果がある塗料として、2液型エポキシ系サビ止めを利用される方が多いです。
https://www.paint-works.net/tatemono/under/rust/2dcr/index.htm
ただし、エポキシ塗膜は、耐紫外線性が低いため、上塗りも行われるようにお願いいたします。
(エポキシサビ止め塗装後、ミラクルプラサフHBを塗り重ねることは可能ですが、プラサフも耐紫外線性は低いので、上塗り塗料が必要となります)
とのこと。
転換剤というのは、サビたあと、赤茶色の粉が出て水膨れになって穴が開いてとなるのは赤錆で、それを不働態の黒錆へと転換する薬剤のこと。錆止め塗料にはこれが入っているのですが、2液ウレタンにはこれがないそうです。
調べてみると、1液が主流ですが、ウチは結構小物に塗装することが多く、2液と1液だったら性能面で雲泥の差があることを熟知しております。
あと同僚に、アサヒペンの元社員がいて教えてもらったのですが、不便で歩留まり悪いのに、いまだに2液が残っている理由は、1液では2液には絶対勝てない性能があるからだとのこと。密着性、防水性、耐久性、どれをとっても1液が2液に勝てる要素はないです。いいのは作業性のみ。
というわけで、2液エポキシに決定。しかし、錆止めの2液エポキシは赤さび色とグレーが主流で、ウチのチャン白に合わせて白。それも16kg缶ばかりで、そんなにいらないし、一番少ないので4kg缶。
4kg缶の錆止め2液エポキシで白。この条件で探すと、ペンキはこの一択でした。
スズカファインのワイドサビストップ。
9:1の2液です。
というわけでこれを使ってEK9に錆止め頑張ってみますw
ワタシは釣り道具の塗装をすることが多いのですが、2液ウレタンをかなり使ってきたワタシのおすすめなのですが、2液とうまく付き合うコツは、手間を減らすことです。
スプレーガンを使うわけではないのなら、掃除は厳禁。
嫌になります。
シンナー使うんでシンナー代も考えると無駄に手間かかるだけ。全部使い捨ておすすめです。
カップにペンキ計って、スポイトで硬化剤入れて、割り箸で混ぜて、百均の筆使って塗って、可使時間過ぎたらハイキ。
あと、ペンキの場合、配合比は基本重量比ですが、固まるのを避けてシンナー足して保管したりもするんで、基本アバウトでも硬化に問題がありません。
そのため、ハカリを使う重量比はめんどくて嫌になるんで、容量比でやっても問題無。
9:1が10:1になっても固まるんで、使い捨てカップで主剤50ml計って、硬化剤を1mlスポイトで10回ほどいれるんですが、その際、1ml少し切れるくらいの配合で入れるくらいで何にも問題ないと思います。
ハカリとか使っていると嫌になりますホント。
で、まずやることは、そそぐときにこぼれるんで、細口のペンキ缶に分けます。
その際、チマチマやってると、どんどんこぼれるんで、ある程度大きいカップに勢いよく注いで、カドから注ぎ込む。
これで準備完了😄
細口缶から、50ml、計量カップに注ぎ、スポイトで5ml少し切れるくらいに配合。
割り箸で混ぜた後、転倒防止で、計量カップを防油提のようなカップに入れて、ビニール手袋をして百均の筆で錆止め塗装開始です。