ユーノスコスモのシャムさんが投稿したカスタム事例
2024年12月05日 03時29分
=それは驚きの数々=
世界初の3ローターロータリーエンジン搭載
世界初のGPSカーナビ搭載
うん、凄い驚いた、
でも、たったそれだけ?じゃないよナ(・ω・)
Purpose -存在意義-
「一般的には目的、意図、目標、趣旨などと訳される英単語で、何かが存在する理由、あるいは何かがなされるといった意味を持つ。」
( ・∇・)以前、とあるアンケートをしてみたのですよ。「ユーノスコスモとは…」
1.セルシオやシーマの様な高級車
2.Z32や70スープラの様なGTカーの2択
投票の結果、1が僅かに多数でしたが、2を答えても間違いではありません。何故なら両方が正解だからです。
この車は各グレードに振り分けられる高級車(TYPE-E)であり、スポーティ車(TYPE-S)でもあるからです。
プレミアム全振の一方通行ではなく、スポーティな要素をとり入れたラグジュアリークーペと捉えるべきか…、良くも悪くもバブル時代の高級グランドツアラーという存在ですねぇ…( ゚Д゚)y─┛~~
( ・∇・)対するRX-7は、ピュアスポーツカーの象徴とも言える、まさに純粋な走りそのものを追求した車なのは御存知の通り。しかしコスモというスポーティカーと良さ比較しようにも比較対象、カテゴリーがそもそも違うので、その人の目的や趣旨で選択されます。無論、走るのが好きな熱きドライバーはRX-7を選びます。
一方コスモは、優雅に心地良く街中を走る事を望む人が選ぶ車種です。レッドゾーンまで回してサーキット全開アタック…なんて、そこまでを目的にした車ではないのでエンジンは勿論、脚周りやブレーキ等の設計や仕様はRX-7と大きく異なります。
( ・∇・)その通り…3ローターの20B-REWと2ローターの13B-REWは、RX-7の13B-REWとは全然仕様が異なります。
それはもうチューニングを依頼して初めて気づいた驚き(?)の数々でした。(ㆁωㆁ*)
( ・∇・)まず面白い事に、このコスモ。実はプライマリーとセカンダリーて異なるインジェクターを仕様してるんてす。プライマリー側にはFDと同じ噴射方式のサイドフィード、セカンダリーにはFCの噴射方式トップフィードが使われているんです。 左右に異なるインジェクションを使ってるエンジンは、実は見たことが無かった…
アフターパーツも無いので、この状態でセッティングを決めるのは主治医様も大変だったそうです。
しかし何故…こんな仕様に?
AT向けのGTカーですから(ㆁωㆁ*)
(;・∀・)何故かトラック等に採用されているはずのツインサーモ付きハウジングが採用されているではないか…オーバークール防止策とはいえ、これでは全開走行時の冷却効率としてはかなり不利ですねぇ… ん?何故?
そう目的が違うんです、この車は高回転高負荷で走るのが目的な車ではない…(・ω・)✨️
同じシーケンシャルツインターボでも、こちらの方は低中速向け仕様向け、それ以外にもサージタンクやスロットルボディも異なるし、特に排気効率は圧倒的に抜けの悪い騒音性と静粛性に優れた静かなものが使われてます。
結果、馴染みのある中高回転仕様とは異なる、静かで中低速トルクと快適に優れた理想的な高級感に振った仕様に仕上がっていたのです(・∀・)
初めて3ローター、2ローター共に、この快適性や静粛性の良さに感動させられるものがありました。RX-7の様なレッドゾーンで高回転域まで回すエンジンも最高に楽しいですが、こういう高級車に相応しいロータリーもまた良いものがあります(*´ω`*)
( ・∇・)まあ…結果的にチューンドの世界に入ってしまった訳なので、今の所エンジンには限界が所々にあるわけです。
勿論、一部流用やワンオフで仕上げるのも手段ですが…それはそれで長く大変でもあります。(金も時間も)
で、考えたらFDの13Bに換装した方が今後の流れとして良いのではないかと、思ったわけです(*´ω`*) まだ決まっては居ないですが、復活までの間じっくり考えてみたい。
直すか、
FDエンジン換装か、
それとも…?