ムーヴキャンバスのワンオフ・ワンオフエアロに関するカスタム事例
2022年05月22日 21時20分
静岡西部で、なにか作ってたりします。 基本フォロバしますので、気軽にフォローしてって下さいませ。 当方身体障害者で大きい施設では車椅子でないと移動出来ません。車椅子マークの駐車場を利用している画像も出てきますがご理解いただけたらと思います。
しばらく放置していたキャンバス用のリアの下の板、作業再開です。
一応書いておくと、足の限界が来るのか早くなっていまして作業お休みしてましたが、最近の自転車再開とザバスの鎮痛効果である程度動けるようになりました。
リハビリ?筋力アップ?兼ねて今後もコツコツ進めたいと思います。
まずはプラダン製簡易型を完成させます。
プラダンの合わせ目には隙間があるので、マステで隙間を塞ぎます。
隙間に樹脂が流れ込むと、型から外しにくかったり、その後の形を整える作業が面倒になったりしますので。
ついでですが、以前使ったフロントの下の板用簡易型も修復してみます。
正直あまり意味がないかもなのですが、簡易型の破損が小さく、ブチ修復で再利用可能だったのでなんか勿体無くて・・・
瞬間接着剤とマステで簡単に修復完了。
さらに今回は、前回形状修正したところを、事前に型の方をある程度修正しておくことにします。
子供からもらった紙粘土である程度形を直して・・・
隙間塞ぐついでに紙粘土で盛ったところも覆っておきました。
これで1回は紙粘土で修正した形でFRP抜けるはず。
汚いですが・・・PVAを型に塗ります。
PVA・・・ポリビニールアルコールの略になります。
工作で使ったりする先端にスポンジが付いた容器に入った液状のノリの主成分と言ったら解りやすいでしょうか?
型から硬化したFRPが外しやすくなります。
実はプラダンなら元々FRP剥がれやすいのですが、再利用すると剥がれにくくなったり、マステはFRPにくっつきやすいので、最近はプラダン製の型にも塗ってみてます。
離型材・・・型からFRPを剥がしやすくするものは他にもいくつかあるのですが、個人的にはコレが一番使いやすく失敗が少ない気がしてます。
離型材を何も使わないと、型の素材次第では型にFRPが食い付いてしまい、無理やり剥がしてFRPが割れてしまうなんてこともあるので注意です。
自分はこんな感じにハケで塗ってます。
一応書いておくと、FRP初心者とか素人が、なるべく簡単に出来るような、底辺に近い作業内容になっています。
これ以上手を抜くのは難しいかな?って感じなので、初めてやろうって方には丁度いいかも。
そして自分はいつまでたっても素人作業・・・
まあ楽なので。
PVA塗り終わったら、余ったPVAは容器に戻します。
勿体無いので。
使い終わった容器とハケはPVAが乾く前にしっかり水洗いしておきましょう。
特にハケ。
PVAが残らないくらいに洗えたら、次回作業でも使えますので。
PVAはノリとほぼ同じ感じで乾くまでに時間がかかります。
冬なんかだと一晩たっても乾いてなかったりも。
今は気温もたかくなってきたので、とりあえず一晩放置する事にします。
それで乾いてなかったらドライヤーかヒートガンで無理やり乾かす感じで。