インプレッサ アネシスの前上がりれーしんぐ・DIY・オーバーホール・ニコイチ・ビルシュタインに関するカスタム事例
2024年01月08日 12時03分
某立駐にて。
フロントがBL5レガシィ、リアがBR9レガシィ純正ビルシュタイン。バネも純正ママ。
純正バネによるシャコタカ故の、ビルシュタインの黄色のチラリズム。すっごくいいですねぇ。
乗り味も、バネでぬるっと受け止めてショックでギチッと〆て、と スッ………って感じになるのがいいですね。
去年まで抜けが進んだ純正ショウワで、ほわ、ふよ、ふよん……だったのでかなり良きですよぉ。
あ、今日の本題です。
先月、車高上げのための部品ぶち込みましたが、フロントはメルカリ産1000円BL5ストラットにBR9純正バネ組み込みでした。
なんかうまく組めてない感あったので、あとダンパーの経年的にもBR9のがマシなはずなので組み直します。
ニコイチなのかオーバーホールなのかわかんねぇな???
まずはスプリングコンプレッサー掛けてBL5ストラットをバラします。
あー、前回組み立て時、圧縮が浅すぎたから変に齧ってるな………前回使ったSPコンプレッサー、後脚組み用に細工しててすぐ弾ける状態だったし、これはしゃーないな。。。このアッパーシートは廃棄。
アッパーマウントはベアリングにちょっとコリコリ感あるけど、ガタは無いのでレースとかハウジングは大丈夫だな。グリス詰めればまだイケる。一応予備。
←VMGレヴォーグ
→BR9レガシィ
自由長、全く違いますね。
んで、これが現状の剥き身のBL5ダンパーです。
いくら外殻だから緩衝性能には無関係といえ………この紋様はなぁ………
ビルシュタイン製倒立ダンパーは、オーバーホールが可能というのを事前調査で確認してました。
前脚については、底面の17mmナットを外してこのネジを時計回ししてやると、このネジ自体がダンパーのシャフトなので抜き取れるとか。
ネジロック剤がガチガチで、温めなきゃネジか工具が先に逝きます。
んで、このネジを4本解除したヒートガンの勇姿です。
最大火力で1分×8くらいしまして、反射風でハンドガード内がトロトロになりつつ筒にぴとっ………
あぶねぇ!(マイナスで抉って拡げつつ
そんなこんなで、何とかダンパーを抜き取ります。
ネジロック剤がべっとり。おそろしい。
ロアシート?アウターチューブ?の内側です。
クラウン状のカシメで留められたシール、メタル2組、それらの間にグリスが溜まってる。
メタルもシールもBR9のが状態は良いです、でも替える以前に脱着する手段も無いし崩壊してるわけでもありません。オーバーホール屋でもなしに部品単品で買えるとも思えないし………
そのまま使います!!!!!!
上2本はBL5、バンプラバーが崩れかけてたのでひとまず砕けた部分を切り落としてます。
下のはBR9の。BL5比でシリンダーが15mmくらい、ネジ部がアッパーマウント形状差から5mmくらい長くなってます。全長以外は大差ないです。
ダンパーの圧縮は全然大丈夫ですね。以前触ったWRXに比べりゃ柔らかいけど……いやカヤバのGVB純正が硬いだけか。
ベルハンマーグリスでデロッデロにして、BL5チューブにBR9ダンパーをブッピガン。
径もシャフトのネジも同じなんで、なんの問題もなく収まります。
逆にBR9チューブにBL5ダンパーもスルッと入りました。
バネはそのままにはいきませんね。
BL5ダンパー時には入ったGVBバネ、入ると予測されたVMGバネが全く届かず、BL5用ダウンサスがギリッギリです。てかテンションじゃなくゴムの摩擦で何とか留まってるくらい。
そっか、シリンダー長くなったからバネも………
とりあえず夏脚が組めたので、春まで保管です。雪が融けたらちょびっと落とします。