スイフトのでかまんび・HT81S・ブレーキオーバーホール・エア抜き・キャリパーオーバーホールに関するカスタム事例
2020年11月18日 03時24分
リアブレーキキャリパーのオーバーホールです。
納車時から少し症状がありました。発進時に、ちょっとだけ「キュ…」という音。サイドブレーキ引いてないのにちょっとだけ効いてる状態。最近はもっとひどくなって、「おうなんかおもろい音しとんなw」と車に無知な先輩でも分かるレベルになってきましたので、OHです
これ2セット使います。
キャリパーピストンのゴムです。
キャリパー外します
ラインロッククランプをブレーキホースにかませてフルードを止めます
パッド交換の要領で14mmのキャリパーボルト2本を外します
ホースのナットも14mmなのでそちらも外します
ホースには銅ワッシャーがついていますが一度外したら再利用できません(形変わってるからね)
大して難しいものではないですが、どこに何がついてるのか覚えておきます
外れました
最後にオーバーホールしたのはいつなのでしょうか?
リアキャリパーは切り欠きにSSTをはめてくるくる回せば動くので、これを回したり、サイドブレーキワイヤーがひっかかるとこを手で動かすとピストンが出ます
ピストンに固まった油がついてて、これのせいで動きが悪くなるためパークリでつるつるにします
キャリパーピストンが入ってた穴もつるつるにします。
キャリパーつけて、ホースもつけて、フルードのエア抜きです。一度外してますから、当たり前ですが空気がキャリパーにたっぷり入ってます 抜かないとブレーキ効かなくなります
ワンマンブリーダーを使います
キャリパーのブリーダーボルトを緩めるとそこからフルードが出せるようになります
ブレーキペダルを一回踏んだ時のワンマンブリーダーの拡大図
赤矢印は空気です 一回目のペダルタッチはめっちゃ軽くてフワフワです。この分が空気です
あとは5〜10回くらいゆっくりペダルを奥まで踏んで、はなして、を繰り返します
1,2回やったらエンジンルーム内のブレーキフルードの残量をチェックしましょう なくなったらエア噛んで面倒なので、補充しながらやります
キャリパーをゆすってみたりペダルはなして1分くらい待ってみたりして、特にエアが出なくなったらブリーダーボルトを締めて終了です
あとはキャリパーが問題なく装着されていることを確認して、エンジンをかけます
倍力装置が動いている状態でブレーキペダルを何回か奥まで踏みます
キャリパーピストンが左右均等にきちんと出たら、サイドブレーキワイヤーの張りを調整します
片方だけ出てないままとかだと当然サイドの効き悪くなるので、パッド交換時にもすべきです
ジムカーナとかでは走る前に調整するみたいです。
そして軽くテスト走行して、問題なさそうなら洗車!
あらゆるところにフルードが付着しているかもしれないので洗います
ブレーキ周辺も丹念に流します。塗装を侵しますので
気分がいいのでドライブに出ましたが引きずりもなくスムーズです、車も多分よく回ります。