フェアレディZのレストア・自家塗装・旧車・オールペン・L型に関するカスタム事例
2021年05月10日 22時48分
こんどー@S30Zです。よろしくおながいします。 20歳の頃に買ったZ。今年で35年目っす! 日産旧車以外の車には疎くて話題について行けないので基本的にフォロー&フォローバックはS30 L型 日産旧車のいずれかに乗っている方とさせてください( ´ ▽ ` )ノ
ついにやってきました全塗装の日!やっと大家さんのスケジュールが空いたので塗装ブースをレンタルすることができました。まあ全塗装と言っても後ろ半分なんですが(^^)
早起きして、色々準備に取り掛かります。前回車検を取ってから3年間微動だにせず佇んでいた場所から動き出します。
興奮のあまり、確認もせず動き出してやっちまいました。にわか雨が降りそうだったので慌てて塗装ブースに移動しようとして、クルマの下に当て馬を収納していたのをすっかり忘れていました。そのままZを押してバックパネル引っ掛けちゃいました。。
バックパネル、折れて凹んでる。。オイラの心も凹んでる。。
やっちまったもんは仕方ないので、色々同時進行で進めていきます。バックパネルの板金も突貫工事で進めます。伊達にこの数年、板金ばっかりやってきたわけじゃありません。この程度の板金なら数時間で仕上げてみせますよ!
とりあえず板金の方は置いておいて、まずは大家さんの板金屋さんの社長に色を作ってもらいます。カラーは、やっぱりグランプリホワイト!
531のホワイトにオキサイトイエローを加えてアイボリー感を出して色味調整で若干のブラックを調合して貰います。
そしてオイラは、いちど家に板金の材料を取りに戻ってから突貫工事でバックパネルの修理に取り掛かります。
パテやサフェを借りて済ます選択肢もあったんですが、今までと同じ材料を使ったほうがトラブル発生の可能性が少なくなるので安全パイですね。
折れてしまったバックパネルをモンキーで咥えて曲がりを修正して、凹んで伸びてしまった所は裏側からハンマーで叩いて修正してからグラインダーで大きめに塗装を剥がします。塗装と鉄板の境界をペーパーで均してから板金パテを盛ります。そして早く乾燥するように赤外線ヒーターを借りて炙ります。
さすがプロ用の機材を使うと作業が捗りますね。あっという間に乾燥したのでペーパーで研いで整形完了!
時間の関係でポリパテや薄付けパテの工程を省きたいので、濃いめに調合したサフェを吹いて巣穴を埋めます。こういう時にも溶きパテ対応のサフェだと便利ですな。
少し自然乾燥させてから赤外線ヒーターで炙って乾燥を早めます。
乾燥したら、ドライガイドコートをまぶしてから水研ぎして肌調整して完成。正味3時間ほどで何とか仕上がりました(^^)
余計な時間を食ってしまったので、塗装の準備をテキパキと進めていきます。ブースの換気装置を動かしてから車内やカウルトップのゴミを掃除機で吸ってからエアブローします。耳折りしたのでホイールアーチの内側も塗りたいのでウマを掛けてタイヤを外しました。
マスキングも念入りに!
エンジンルームもマスキング。
準備万端!
塗料用計量秤を使って硬化剤を混合して、いよいよです!