ランドクルーザーのみんなが楽しいカーチューン・toyota4×4・クラウンアスリート・クラウンロイヤル・生産終了に関するカスタム事例
2020年11月12日 06時42分
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11日午前、「クラウン」がツイッタートレンドで急上昇。中日新聞が、トヨタ自動車の高級セダン、クラウンの生産を現行型で終了する方向、と報じたためだ。ツイッターには「えっ嘘だろ!?」「消滅はかなしすぎる」「一つの時代が終わった」と驚くネット民の声がこだました。
後継モデルはスポーツタイプ多目的車(SUV)に似た車形の新型車として2022年に投入する方向で最終調整に入ったとしている。
ツイッターには「えっ嘘だろ!?」「え、本当に止めるの?」「かなり衝撃」「クラウン乗りとしてショックがデカい」と驚きの声が響いた。ファンからは「トヨタ(ブランド)から完全にFRセダンが消滅も悲しすぎる…」「トヨタのラインナップで良いなぁと思える数少ない車種だったのに…」「日本人のための高級車として長年君臨してきたクラウンの消滅はかなしすぎる」と、生産終了を惜しむコメントがズラリ。「一つの時代が終わった感じ」「ある意味『聖域』にまで踏み込んだか…」など、日本の自動車史の大きな節目との受け止めや、栄華を誇りつつも消滅していった米国製の高級車が辿った歴史になぞらえ、「フリートウッドもエルドラドもコンチネンタルもニューヨーカーもインペリアルも終わりの日が来たのである クラウンだってしかるべき日が来ただけなのでしょう」とのつぶやきも見られた。
後継モデルがセダンからSUVへとスタイルを変えると伝えられたことについては、違和感を唱えるユーザーが多い。「現行は放置でFFのSUV投入でどうやってクラウンのブランドを維持するんでしょうか」「ハイランダー(トヨタが海外で販売しているSUV、発売当初は「クルーガー」として国内でも販売)ベースってことはFFになるのね。クラウンはFRだからこそ前後の重量バランスが良くて、あの乗り味とか世界観があるものだと思ってた」など、従来と大きく異なるカテゴリーの車種に歴史があり、高級セダンのイメージが定着しているクラウンを名乗らせることには抵抗があるようだ。中には「SUVになったクラウンは買いません。ぜったいに買いません」との強い拒絶反応も見られた。
その一方で、「ベントレーやロールスロイス、ランボルギーニですらSUVを出す時代だし、意外と売れるかもしれない」など、高級ブランドがこぞって新型車を投入している昨今のSUVブームに、国産高級車としてのブランドを生かして参入することを肯定的に捉えるツイートや、「もう数年もすると(ボンネット・キャビン・トランクで構成される)3ボックスの乗り物は記号としての自動車でしかなくなるんだろうな」など、セダンというカテゴリー自体が、もはや現代社会とフィットしない歴史上のアイコンとなってしまったとの見立てもあった。
また、クラウンのモデルチェンジの歴史について、「観音開きじゃないクラウンなんて Xフレームでないクラウンなんて 角張ってないクラウンなんて 2ドアがないクラウンなんて フレームのないクラウンなんて 直6のないクラウンなんて セダンじゃないクラウンなんて 新型が出るたび『クラウン終わった』と言われるのがクラウンの歴史だったり…」と、刷新と拒絶と受容のサイクルだったとの“総括”や、「重厚感のある角ばったフォルムにソファのような柔らかいシートとフワフワとした乗り心地、直列6気筒の頑丈なエンジン クラウンはこれだけで良かったはず」と、“古き良き時代”のクラウンの特徴を懐かしむ書き込みも見られた。
生産終了の背景として、「レクサスを作った時点でいつかこの日が来るとは思ってた」と、トヨタが’1989年から展開を開始した高級車ブランド、レクサスの存在が大きく影響したと見る向きは少なくない。ただ、「昔はトヨタの高級車って感じだったけど、今はレクサスがあるから微妙なポジションだった気がするな」「高級車の定義が完全にレクサスに移行したんですよ」など、致し方ないとの見方があるかと思えば、「クラウン難民の行き先はトヨタじゃESになるんだろうけどFFだからな あれ…」「レクサスGSも無くなった今、クラウンからの代替にはレクサス車だとISは狭いしLSはデカいしだいぶ高いだろw」など、代替としてちょうどいい車種がないとのコメントも見られ、クラウン支持層のモヤモヤは簡単には晴れなさそうだ。
このほか、セダンからミニバン、SUVへという流行の変遷とは別に、「結局、『静か・速い・上質な乗り味』を考えた時、EV(電気自動車)とかFCV(燃料電池自動車)の方がガソリン車より優位だったんだろうね。ミライをFRパッケージにした理由がわかった。これがクラウンの実質的な後継でしょ」と、内燃機関という動力が高級感を演出するうえで限界を迎えたとの意見もあった。
面白いところでは、各地の警察署でパトカーとしての採用が多いせいか、「パトカーどうなるの」との懸念が散見された。クラウン同様にSUBARU(スバル)製の「レガシー」を採用する例が目立つことから「全部レガシーになるのかな?」との予想もあがっていたが、実はこちらも7月で4ドアモデルの「B4」が国内生産を終了しており、たしかに後継パトカーの選定がどうなるのかは気になるところだ。「アメパト同様に、これからはSUVベースの車が増えていったりして」との推測通り、クラウンのSUV化を契機に、SUVパトカーの時代が来るのかもしれない。