フィットの追突事故・シミュレーション・速度検証・速度超過・スマホながら運転に関するカスタム事例
2023年10月08日 08時51分
はじめまして。トシと申します。車歴は、以下の通りです。 三菱 ランサー1800GSR -> ランエボV -> 日産 キューブ -> ホンダ フィットハイブリッドRS(GP4) 【CVT -> 6MT/セミAT】 趣味は、DIYを含むカスタムやモータースポーツ、ドライブです。気軽なコメント&フォロー、大歓迎です。と言いつつ、自身も無言フォローで失礼させて頂くと思いますが、宜しくお願いします。
CTの皆さん、こんにちは。
今回は、相手方の『ながらスマホ運転』で被害にあった追突事故の続報です。事故現場では『時速40kmで走行していて、10mくらい前で気づいて急ブレーキを踏んだものの、間に合わずに追突してしまった』との主張でした。しかし、後からよくよく考えると「そんなバカな...!」と思えます。それが何故かを検証して行きます。
方法としては、ドラレコ記録映像からから得られる客観的な数々の実データと、Google Mapから得られる現場距離データを駆使し、シミュレーションアプリを開発してみました。『こんな事してて、なんて暇人なんだ〜』とか言わないでください。まぁ、確かに愛車は要修理で確かにヒマなんですけど...
もし、本当に相手方の主張通りに40km/hで走行して居たなら、事故現場にたどり着くことなく、はるか手前で安全に停止できてしまう事が分かります。
では、事故発生時刻に急ブレーキを掛けつつ、ちょうど事故現場に到達するためのスピードは何キロだったのかが気になります。各種パラメータ条件を変化させて計算すると、時速67kmが最もドラレコ記録映像に近い結果となりました。
路面状況やタイヤの性能/劣化状態の影響によるブレ幅はあるにせよ、結果的には追突速度に多少の幅が出るだけで速度超過を否定する様な根拠にはなりませんでした。
シミュレータを実際に作動させたときの動画もアップしておきます。40km/hのケースと67km/hのケースを一つの動画にまとめています。
計算上の追突判定を表示させるだけではなく、被害車両と加害車両の位置関係までアニメーションで可視化して表示させた所がこだわりポイントです。ドラレコ映像だけでは分からない部分を空からの視点(正しくバードビュー)で確認できるので、我ながらなかなかの出来映えだと自己満しています。