カルボさんが投稿したカルボ的試乗レビュー・試乗レビュー・9段階評価・イストに関するカスタム事例
2024年04月12日 19時49分
カーシェアとかのレビュー載せてる自己満アカウント 購入検討している方の参考になればと思います ※素人記事なので苦手な方は見ない方が良いです。
レンタカー・カーシェアシリーズ第260弾
トヨタ イスト(2代目 P110型)
本日乗ってきたので、試乗レビューの方をさせていただきます。また、今回から少しリニューアルして構成を変えますので、お願いします。
2代目イストとは?
『2代目となる新型車ist(イスト)は、4m未満のコンパクトな全長と、3ナンバーサイズに拡大した全幅、16インチ大径タイヤを組み合わせた踏ん張り感・安定感のある独創的なシルエットで、2BOXとSUVを融合させた斬新なデザインとした。搭載エンジンは、初代の1.3L/1.5Lから1.5L/1.8Lに排気量をアップし、1.5Lエンジンには、新たにSuper CVT-iを組み合わせ、通常の走行時には前輪駆動に近い状態で走行、スイッチ選択できるアクティブトルクコントロール式4WDも選択可能。1.8LエンジンはDual VVT-i(連続可変バルブタイミング機構)により、最高出力132馬力を発生、4速AT+FFのみの設定とする。エクステリアは、サイドターンランプ付ドアミラーやマフラーカッターを全車に標準装備。インテリアは、滑らかな曲面を描くフローティングセンタークラスター、スピードメーターとタコメーターの指針を同心円状に集約し、レーダーのイメージで先進性を表現したコンセントリックメーター(マルチインフォメーション付オプティトロン)を備える。安全装備は、デュアルエアバッグに加えて、サイド&カーテンシールドエアバッグ、新開発のアクティブヘッドレストを全車標準装備とし、クラストップレベルの安全性能を確保する。』
[goo-netより引用]
2007年から2016年まで9年間販売されたモデルですが、実際のところ、日本では全然売れず、結局2014年までの時点の情報にはなりますが、その時点でも3万7000台程しか売れなかったとのことで、推測ですが日本向けは4万台前後しか出てないんじゃないかな?と思います。で、一応前期・後期とありますが、2010年以降の後期ではバンパーがフルカラード+リアスポの形状が変更されているため、そこで判別できます。主に先進性・個性を重要視する団塊ジュニア世代をターゲットにしたとのことで、重要視する箇所は評価には入れないのでさておき、車としてちゃんと出来ているかしっかり見ていきましょう。今回の車両は特別仕様車の150G HIDセレクション。ディスチャージヘッドランプ採用のモデルです。新車価格は179万5500円、四駆で200万5500円です。
外観
外観、見てみるとすごい独特なデザインですよね。私は正直このスタイルには惹かれません。賛否両論が結構ありそうな外観です。2代目イストのメインターゲットは北米であると思います。北米では、サイオンXDとして販売されました。そちらだと外観は少し大人しめにはなっています。欧州ではアーバンクルーザーとして販売もされていました。外観はVIBRANT CLARITY(活き活き 明快)に基づいているとのこと。一応これでも全長4m未満には収まっています。ただし取り回し性能は・・・、お察しください。
※写真はイメージです。Wikipediaより引用。
先代型はこんな感じで、SUV風なのは2代目と変わりませんが、上質なお洒落コンパクトカーとして販売され、国内でもかなり売れました。デザインも、2代目のような奇抜さはそこまで無いですよね。で、5ナンバーサイズです。どうしてこうなった?という変わりっぷりです。
2代目イストですが、Bプラットフォームなので中身は2代目のヴィッツです。こちらは当時トレンドだった縦長のヘッドライトを採用し、比較的無難なスタイルですね。イストとは大違いです。結局のところ、第一印象の外観デザインで、スタイリッシュとも言えない中途半端なスタイルとなってしまっています。イグニスと同じですね。まぁ、外観は好みの問題なので評価には反映しませんけど。
ホイールは16インチです。デザインは無骨さが表現されていて、シルバー塗装のみですがあまり安っぽさを感じさせない良いホイールデザインですね。今回の車両はもう4月ですがまだスタッドレスタイヤが履かれていました。Bプラットフォームに16インチを入れるとどうなるか。後ほど解説していきます。
ヘッドライトを点灯させました。先程触れた通りディスチャージ式ヘッドライトです。テールは豆球ですね。2007年だとちょうど多くの車種がLEDに切り替わり始めた時期なので、まだ豆球でも良いかなと。ただこの車格ならオートライト機能は欲しかったですね。残念です。
内装
まずドア側ですが、悪くはないです。基本的に凸凹のあるハードプラですが、ドアハンドルとウィンドウスイッチ周辺はシルバーパネルです。肘置き箇所はファブリック。ただ、シートの素材もですが、ファブリック生地が安っぽいのが残念です。後席ドア側も素材に変化はありません。ダッシュボードは凸凹しているハードプラです。安っぽい。ただ、このグレードだと皮巻きハンドル・皮巻きシフトノブなのは良いポイントです。中央はシルバーパネルの範囲が広く、当時なりに質感を高く見せようとした努力は見受けられます。室内照明は豆球です。シートですが、下側が柔らかく、腰側が固めのシートで残念です。また、座った感じ、形状が体にフィットしない気がします。私だけかもしれませんが。減点です。後席はまだマシにはなりますが、それでもややシートの柔らかさは感じてしまいます。シフトはゲート式です。個人的にはストレート式なら良かったですね。エアコンはボタン式で、押した感触は普通です。ダイヤル式採用してほしかったかな。また、サイドブレーキの位置は低めで良くないと思います。足踏み式パーキングブレーキにしてほしかったです。ペダルレイアウトですが、足をパンとだすとブレーキとアクセル同時に踏む位置なので、良いとは言えないレイアウトです。助手席ですが、前後スライドさせて24cm〜平手が入らないくらいまで動きます。助手席の2段収納、これは良いですね。後席ですが、身長177cmの私で頭上空間が拳2個分、足下空間は運転席を適切なシート位置にして10cmですので、広いとは言えません。ただ角度調整はできます。2段階しかないみたいですが。また、運転席と助手席裏側にシートポケットがあるので、収納として使えます。2つあるのは素晴らしいです。ドアの開閉は、ボディ剛性があまり良くはない印象を受けます。ただ、後席ドアは安っぽさが無く、ある程度の剛性感は感じます。見た感じ、凹凸のあるハードプラを使ってある程度の無骨さは出そうとしたのかなと見受けられますが、正直微妙です。お洒落系では無いんですし、シルバーパネルは無理して使わなくても良かったのかなと思いますね。
メーターは仕切りがあり見にくいです。また、ここはスポーティーな感じになってるので、何がしたかったのかよく分かりません。
車両感覚はボンネットが見えず全然掴めません。Aピラーが太く死角も大きいです。また、ワイパーがガッツリ見え、見栄えが悪いですし個人的には車両感覚が狂うのでやめてほしいです。減点します。
荷室
トノカバーが付いていました。イギリスのあの人なら投げますけど、私はそんなことしません。丁寧に扱います。トノカバーの収納場所は無いです。で、荷室は大体ですが幅129cm、奥行き61cm、高さ75cmです。まぁ悪くはないと思います。
一応、床下収納もあります。幅91cm、奥行き14cm、高さ12cmくらいです。
シートを倒しました。若干傾斜はありますが、意外にもフラットになるんですね。これで奥行きは139cmです。車中泊向けでは無いですね。
搭載エンジン
1NZ-FE型の109馬力。1.8リッター仕様も選べました。アクセルやブレーキは問題無かったです。ブレーキは初期タッチが若干軽い感触はありますが、この車格としては十分な性能です。若干遊びがあり、そこから踏んだ分だけしっかり効いてくれます。ベースがブレーキ性能が良かった2代目ヴィッツなので良いですね。ただ、問題はサスペンションですね。硬めになっており、突き上げ収束は早いので、街乗りであればそこまで不快感は感じません。問題は高速道路です。個体差の可能性あるかもしれませんが、100km巡航だと直進安定性が無く、修正しながら運転する必要があります。コンパクトカーなら、もう少し安定してほしかったです。細かい凹凸も拾う傾向があり、高速道路では快適な乗り味とは言えませんでした。減点します。加速はまぁ悪くはないですが、1.5Lにしては少し遅いかな?という感覚はあります。反応は少し遅れますが悪くはないです。ボンネット側の遮音材はありましたが、そこまで遮音はされてない印象は受けます。アクセル踏まない状態だと静粛性はまぁ普通です。ロードノイズは少し入るかなという印象です。スタッドレスタイヤだからかもですが。ハンドルはこの時代のトヨタ車にしては珍しく適度な重さで良かったです。ビックリしました。停車時の振動はシートに若干来ますがほぼ来ないので快適です。
まとめ
良いところ
・ユーティリティの良さ。
・コンパクトカーにしては良いブレーキ性能。加点は無し
悪いところ
・シートが柔らかめ。−0.5点
・イマイチなペダルレイアウト。
・硬いサスペンション。乗り味は高速道路だとイマイチ。直進安定性も無い。−0.5点
・車両感覚が掴めない。死角も大きくワイパーもガッツリ見える。−0.5点
・結局誰得?外観はさておき、ヴィッツやオーリスで良いのでは?−0.5点
評価:3.0点 普通。よく見てから検討しましょう。
9段階評価としては3.0点です。ユーティリティやブレーキは良かったです。ただ、所々イマイチな箇所が見受けられたので3.0点にしました。このようなイマイチな箇所があり、奇抜な外観でしたので、私の感想として、こんなの売れるわけないやんです。イスト生産終了から数年経過して、似たようなヤリスクロスが登場しましたが、あちらは売れてはいますね。ただイストは残念ながら2世代で終了しました。正直、中途半端な車でした。では次の車で。