フェアレディZのクーラント交換・クーラント全量交換・フラッシング剤に関するカスタム事例
2022年06月05日 21時47分
1985年式フェアレディZ(PGZ31)前期型にとアクティバンHH3乗っています。 超絶ドノーマル(?)。 北米輸出向けヘッドライトとヨーロッパ輸出向けウインカーを装着中。 1986年式300ZXを車検に向けて修理中。
今日はLLCの交換をしました。
まずはジャッキアップ(下にバケツを置くためなのでこんなに上げなくてよかったです)
まずは一発目
意外と綺麗かと思いましたが結構黒ずんでますね…
まあ初めて交換した時はこの段階で茶色かったので良しとします。
4回水道水を足してこれです
透明度は上がりましたね
まだ綺麗ってほどではないですが水道水で満たされるくらいには交換しましょう
そしてフラッシング剤を投入後…
真っ茶色ですね…
最初からしなかったのは詰まったりしたら嫌だなぁと思ってでした。
RBエンジンは鉄ブロックなので錆が出やすいんですよね…
これも4回目でこの位になりました
水道水を入れて、エンジンをかけて温めて、ドレンから排出、を繰り返します。
8回目くらいで無色透明になりました。
冬場のヒーターの効きが非常に悪いのでヒーターコアの直接洗浄を行います。
中身が凄いことになってるのはわかっているのでまずは水道水を直結して流し込みます。
少量流しただけでこれです…
出てくる水がきれいになってきたら逆流させて反対側のゴミも取り除きます。
3往復くらいさせましたがそれでもこれだけカスが出てきます…
取り敢えずゴミが混ざらないくらいまで洗浄…
クエン酸水溶液をポンプで送り込みます。
ポイポイ捨てるのは勿体ないので循環させてケチります。
これがしばらくクエン酸水溶液を流し込んだ後の状態…
どんだけ錆出てくるんですかねぇ…
この溶液は汚すぎるので一度捨ててもう一度クエン酸水溶液をつくり、逆流させます。
まあまあ綺麗になりましたね、これでヒーターコアの洗浄は終わります
ヒーター配管を直して再度フラッシング剤投入しました。その後循環させた後に一晩放置で排水しました。
まだ色付いた水が出てきますねぇ…なんで黄緑なのか…
水道水でフラッシングして抜ける水が透明になった段階で精製水を投入します。
クーラント全量で9Lの内、5Lが抜けるので2回入れ替えれば精製水の濃度が80%ほどになるはずです。(20%は水道水ですけどね)
カルキとかが嫌だなぁと思って精製水を入れます。
最後にドレンから排水後、クーラント原液を投入します。原液を4L入れた後、精製水で満タンにしてエンジンを回し、クーラントを撹拌します。
気になっていたヒーターの効きですが、結構出るようになったと感じます。夏場なので滅茶苦茶暑いですが…w
冬が楽しみになってきましたね(まだ先の話ですが)
ではまた。