かずさんが投稿したカスタム事例
2023年07月16日 14時11分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
知り合いのMH21ワゴンRですがこの時期によるあるACの不具合修理です。
不具合の内容としては最初(冷間時)はACが入り冷えるが一旦冷えてコンプレッサーが切れると次が入らない、暫くおいてから再度ACを入れるとまた冷えるがコンプレッサーが切れるとまた入らない症状。気温がさほど高くない夜や夏以外は聞いた限り正常に作動しているとの事。ACのガス不足かと思い低圧ホースを確認すると車内が冷えてる間はホースは触ると冷たく水滴は付いているのでエキパンの詰りやガス不足ではなさそうでロー、ハイプレッシャースイッチも問題無さそう。しかし電動ファンの音が回っているが何となく音に勢いが無く遅い感じ😓自分も昔乗っていたミラで走行中水温が上がりACが冷えなくなった経験がありオーバーヒートの懸念があるので社外電動ファンを注文して交換してみることに。
社外電動ファンが届いたので交換をします。
クーラントを少し抜きアッパーホースを外してファンシェラウドごと外してモーターを外します。
サクサクっとモーターを付け替えてラジエーターに取りつけます。
ラジエーターにファンシェラウドを取り付けてクーラントを入れて一服している時にふとコンプレッサーをみるとクラッチの隙間が何となく広い感じが😓計ってみると2ミリも無いけど1ミリ以上あります。色々サイトで調べるとクラッチのギャップは標準0.4ミリらしくあきらかにギャップが広い。
ACベルトを外してコンプレッサーをステーから外してクラッチを外してみます。
そのままでは外せないのでクラッチを固定し真ん中のボルトを外します。クラッチの固定はエレメント外しを使いクラッチが変形しないように固定しボルトを緩めました。
クラッチハウジングを外してみるとクラッチの当たってる部分に錆があります。きちんと当たっていないみたいです。
更に中に入っている調整シムを外します。
中には3枚入っていました。サイトに載っている記事では二枚入ってることになっていますがこの車は何故か3枚入っていました😨
外したクラッチをワイヤーブラシで半分磨きました。磨いて無い部分と比べるときちんと当たっていないです。全体をワイヤーブラシで磨いておきます。
取り敢えず二枚抜いてクラッチを取りつけます。クラッチを取り付けたらプーリー単体が軽く回るか確認します。
ONのままではACを入れても入らないのでベルトを付けずにエンジンをかけてACを入れてカチンっとクラッチが入るか確認しプーリーを回してクラッチと一緒に回るか確認しACを切ったらクラッチが離れるか確認します。ACのONのOFFでクラッチがくっついたり離れたりかするのを確認したらエンジンを止めてACベルトを取り付けてベルト調整します。
取り付けを確認したらエンジンをかけてACを入れてACが入ったままか確認します。
電動ファンも元付いていた物より音も大きくなり勢いもある感じです。
この時点で気温が高くなってきて暑くなり30分位エンジンをかけたままでACが入って車内が冷えたままか確認し冷えてる状態ならバンパーを取りつけて走ってみます。
30分位走りましたがACはきちんとはいり冷えているので問題無さそうです。
ただ気温が結構高く走行してる時は結構冷えますが信号待ちで暫く止まっていると少し冷えが落ちますね😅これは一昔前の軽自動車なので仕方ないのかもしれません。追加で電動ファンを取り付けるといいかもしせれませんが😅問題無さそうなので一応これで今年の夏は乗りきれそうですね。
サイトに載っていたクラッチの隙間の測るぶぶんです。この隙間が広いと冷えてる時はクラッチがくっつくが熱くなると熱膨張する為かクラッチが入らなかったり入ったり切れたりするみたいです。