イグニスのDIY・シーケンシャルウインカー・抵抗無しのハイフラ対策・正面写真に関するカスタム事例
2020年07月25日 22時52分
シーケンシャルウィンカーやり直し!(笑)
(以下、前回投稿のおさらいまとめ。長文)
本来、ウィンカーの片側一か所で21W相当の電力を消費すべきところ、LEDに換えると消費電力が10分の1程度に減ってしまうため、抵抗を挿入して無理やり消費電力の帳尻を合わせるのが、一般的なハイフラ対策。
だったらなにも抵抗じゃなく、LEDでそれなりに電力消費してあげればいいんじゃないの?と思い、仮説を立てる(笑)
幸いにも?シーケンシャルウィンカーは、単独のLEDバルブに比べ、大分消費電量が多いようです。
ところがシェアスタイルのサイトのどこを探しても、シーケンシャルウィンカーの消費電力Wの記載がない!
なのでサーキットテスターで、ノーカット60㎝フル発光のシーケンシャルウィンカーがどれくらい電力を消費しているのか測ってみました。
測定結果は…
エンジン始動中の車両電圧14Vで0.8Aでした。
ここで中学生の理科の「V×A=W」という基本公式に基づいて消費電力を求めると…
14V×0.8A=11.2W
アイスト時だと車両電圧12Vになるので
12V×0.8A=9.6W
で、あってるのかな?
今回追加購入したPhilipsのLEDバルブは12Vで5.5Wと記載があったので、電流は0.458A
なので14V時だと6.4W
と言うことはシェアスタイルとPhilipsを同時に点灯すると消費電力は
12Vで9.6W+5.5W=14.6W
14Vだと11.2W+6.4W=17.6W
閾値がわからないのでなんとも言えませんが、純正電球の21Wには届かないまでも、これなら何とかなるのでは? と試しに換装してみると…
見事成功!!
抵抗不使用でハイフラ無し!!
恐らく右前後と左前後はそれぞれ一つの配線になっていると思われます。
リアも5W程度の短いシーケンシャルを追加予定ですので(但しバルブは純正)、ハイフラ防止がより確実になるかと。
とりま(笑)、抵抗不使用でフロントウィンカーのLED化に成功しました!
でもなぁ…
もともと純正電球のまま縁取りシーケンシャルに変更しようと思ってたんだけども、そうすると21W+11Wで32W、2.3Aもフロント片側で使うはめになってたってことか… バルブもLEDにしといて良かった(^^;