カルボさんが投稿したカルボ的試乗レビュー・試乗レビュー・オーナー様閲覧注意・酷評レビューに関するカスタム事例
2024年08月24日 12時15分
カーシェアとかのレビュー載せてる自己満アカウント ※素人記事なので苦手な方は見ない方が良いです。
レンタカー・カーシェアシリーズ再レビュー編
日産 セレナ(5代目 C27型)
これで最後になります。C27型の先代セレナです。初期の頃にガソリン車やe-POWERの前期・後期共にレビューしましたが、C27自体に乗るのは2年振りです。久々に乗ってみて、今の基準で見たらどう思うか。見ていきましょう。
C27セレナとは?
『5ナンバーサイズのミディアムクラスミニバン、日産「セレナ(SERENA)」。2L 直列4気筒直噴「MR20DD」エンジンを搭載し、エクストロニックCVT(無段変速機)を組み合わせる。ラインアップは、「X」、「G」、「ハイウェイスター」、「ハイウェイスターG」、電動パワートレイン「e‐POWER」を搭載した「e‐パワー X」、「e‐パワー XV」、「e‐パワー ハイウェイスター」、「e‐パワー ハイウェイスターV」を用意。オーテックジャパンより、新たなカスタムカー「オーテック Vパッケージ」、「オーテック セーフティーパッケージ」、「オーテック スポーツスペック」、「e‐パワー オーテック Vパッケージ」、「e‐パワー オーテック Vパッケージ」を用意。今回、マイナーチェンジを行った。併せて新グレード「XV」、「ハイウェイスターV」、「e‐パワー G」、「e‐パワー ハイウェイスターG」を追加。エクステリアは、特徴的な「ダブルVモーショングリル」を筆頭に、クロームを贅沢にちりばめた宝石のようなグリルパターンなどのリッチで押し出しの強いフロントマスクや、縦長のリアコンビランプをハイウェイスター専用パーツとしてデザインし、セレナが持つ品格のある佇まいはそのままに、より力強くスポーティに進化。また、e‐パワーには、新たに16インチアルミホイールを設定し、よりダイナミックで存在感のあるホイールとした。先進安全技術では、360°の安全を提供する「全方位運転支援システム」を全車標準設定とし、より安全性能を向上した。前方は、対向車がいてもハイビームを維持できる、ハイビームアシストの進化機能である「アダプティブLEDヘッドライトシステム」を日産として初採用。後側方は、走行中に隣接レーンの後側方を走行する接近車両との接触を回避するよう支援する「インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)」や「BSW(後側方車両検知警報)」、後退時には、後方を横切ろうとする車両を検知し注意を喚起する「RCTA(後退時車両検知警報)」を新設定。その他、「踏み間違い衝突防止アシスト」を標準装備した。ボディカラーは、新色「サンライズオレンジ」と「ダークメタルグレー」を含む全13色を用意。』
(goo-netより引用)
5年前のモデルという実感が湧きませんが、後期型の初期だともう5年くらい経過するモデルです。今回の車両は令和4年4月登録のSグレードです。カタログには無いSハイブリッド非搭載仕様になります。新車価格は記載が無かったため分かりません。
※今回はボロクソと言うより、乗って感じたこと正直に語ってます。先に言いますが点数高くないです。見たくない方はブラウザバック推奨です。
外観
外観ですが、ノーマルグレードなので、ハイウェイスター程スタイリッシュなデザインとは言えないですが、見た感じは悪くはないと思います。フロントはヘッドライトがC26の後期からですが2段式になり、印象が変わりました。C27でも続いています。サイドは、スライドドアのレールまで続くキャラクターラインが表現されています。リアは、後ほど紹介しますがこの型からガラスハッチが付きました。ただ、リアの日産のエンブレムが大きすぎると個人的には思うので、もう一回り小さくしてもらえるとまとまったデザインだったのになと私は思いました。
内装
フロントのドア側は肘置き辺りがファブリックとなっており、至って普通の質感です。インパネ周辺は質感はハードプラばかりなので、安いグレードですし仕方ないですが微妙な質感ではあります。室内照明はLEDです。シートはやや固めであり、1時間程乗りましたが疲れは出ませんでした。シートの手触りは普通のファブリックですね。シフトはストレート式です。エアコンは温度調節と風量調節がダイヤル式で、節度感は良いですね。ただもう少し小さめの方が見た目がスマートに見えます。ペダルレイアウトは良く、足をパンと出すとしっかりブレーキを踏めます。続いて助手席ですが、20cm〜平手が入らない程と、そこまで足元は広くないです。2列目ですが、スライドドア側は質感が落ち、全てハードプラに変わっています。シートは変わらずやや固めです。身長177cmの私で、頭上空間が拳4.5個、足元空間は32cm〜平手が入らない程と非常に広いですね。角度調整もできます。3列目は頭上空間が拳2.5個、足元空間は12cmでした。
メーターは前側にあり、特に視認性に不満はありません。
車両感覚はボンネットが少し見えるかな程度で、そこまで良くはないです。ワイパーも左側が少し見えるので、もう少し綺麗に隠れてくれると良くなります。
助手席は2段の収納があり、容量も問題ないと思います。
ペダルレイアウトは問題ないです。給油口はレバー式です。
荷室
大体ですが幅118cm、奥行き43cm、高さ122cmです。基本的にC26やC28とは数cmの誤差くらいで、ほぼ一緒です。
C27でも床下収納がありました。で、格納時の写真撮り忘れましたが跳ね上げ式です。床下格納なら良かったですね。奥行きは120cm、2列目を一番前に移動させて163cmになります。
C27から採用されたガラスハッチです。昔は多かったですが、今時は非常に珍しいです。
ヘッドライトを点灯させました。このグレードだとハロゲンです。上のグレードでLEDになります。テールランプもLEDですが、残念ながらブレーキランプだけ豆球という謎仕様です。ブレーキランプもLEDにすればいいのに・・・。
タイヤ
15インチのホイールキャップになります。ハイウェイスターだと16インチのアルミホイールになります。
搭載エンジン
MR20DD型の150馬力で、CVTになります。アクセルは問題ないですが、C26やC28同様、やはりブレーキタッチに違和感があり、非常に踏みにくいです。ブレーキ容量は普通で問題無いのですが・・・。減点です。加速性能は良くないです。ある程度は加速してくれますが、高速道路の合流のようなパワーが欲しい場面ではライバル車より露骨にパワー不足に感じます。加速の反応も2テンポ程遅れるので減点です。静粛性はあまり良いとは言えず、dB測定して70dB前後でした。ロードノイズはそこまで目立たないかなと思います。停車時は、シートやシフトに少し振動が来て不快です。また、終始左足を置く場所辺りからプルプルフロア振動がして乗っていて不快です。プラットフォームが3代目から使いまわしていますので、その影響なのかなと思ってしまいます。大幅減点です。停車時は53dB前後と思っていたよりも静かでした。ハンドルはまだ軽い印象があります。ただ、先代型よりもハンドルが取られそうになる場面はかなり減りました。ですけど、もう少しハンドルは重くしてほしいですね。サスペンション、これが先代よりもイマイチな気がします。基本的には高速道路の段差の乗り越え方からしてソフトだと思うのですが、柔らかすぎなのか、そこまで大きい段差じゃないのに乗り越えると車体がガタンと大きな衝撃がします。リアからの突き上げもやや感じるので、この手の車にしては乗り心地悪いなと感じてしまいます。減点します。高速道路では、直進安定性はマシにはなりました。やはり先代型で感じたイマイチな直進安定性は個体差の問題だったのかもしれません。乗り心地は安定はするようになりましたが、街乗りの印象が残念だったのでC26の時のような加点は無しです。周りの車のペースに合わせて1600回転程と思ったよりも低い数値です。dBは71前後でした。カーブを曲がると、少しロールはしますが、先代型よりもマシにはなった気はします。
まとめ
良いところ
・ストレート式シフト 節度感⭕️
・ダイヤル式エアコン 節度感⭕️
・ペダルレイアウトが良い。
・この型から付いたガラスハッチ。
悪いところ
・ブレーキタッチが悪い。−0.5点
・加速反応悪すぎ。−0.5点
・振動が終始したりと乗っていて不快に感じるレベル。−1.0点
・この手のミニバンにしてはイマイチな乗り味。街乗りが残念。−0.5点
評価:2.5点 微妙。あまり推奨できません。
前回から下がり2.5点とC26と同じ点数になりました。やはり、ライバルとなるノア・ヴォクシーやステップワゴンと比較すると微妙です。私ならこれは回避します。オススメはできません。次回は9月の予定です。2連休が取れそうなので、そこで2日連続乗ってきます。ではまた次回の車で。