22B-STi Versionの燃圧・燃圧調整・22B・22B-STI・gc8に関するカスタム事例
2020年10月04日 13時18分
始動不良が治りません。
燃圧の確認の為燃圧計を取り付けましたがどうやら燃圧が安定していないようです。
朝などはしっかりと3kg/㎠まで上がるのですが、暖気後に確認すると2.4kg/㎠まで下がります。
因みに写真はエンジン掛かっていません。
大気開放で確認
これを見ると2.2kg/㎠ぐらいです?
さらにしばらく放置して確認。
キーをさしてONまで捻ります。
燃料ポンプが動く音がするのですが、2kg/㎠までしか上がりません。
因みにこれ大気開放しても同じ燃圧までしか上がりません。
一応燃圧の基準値は
エンジン停止時
3.06kg/㎠
アイドリング時
2.55kg/㎠
こうしてみると2kg/㎠しか上がらないのは問題ですね、アイドリングすら出来なくて当然です。
いろいろな方に聞いてみるとフューエルフィルターの詰まりでは?という意見がありました。
自分はフューエルラインは燃料タンク錆事件の時に洗浄しているので問題ないと思ってました。
ですが一度確認してみることに、、、
この動画はフューエルフィルター洗浄前です。
燃料ポンプの動作をDチェックモードにて確認
どうやら燃圧が掛かった後に一気に0.5kg/㎠程降下する様です。
フューエルフィルターを取り外して、フィルターのOUT側(エンジン側)からパーツクリーナーをぶっ込んでIN側(タンク側)から排出します。
ガソリンは褐色と聞きますが、少し茶色い感じですね。
再度フューエルフィルターを車両に取り付け、再びDチェックモードで動作確認します。
燃圧上昇は変わりません。
しかし燃圧降下が先程と比べるとだいぶ小さいです、目盛り読みで0.2kg/㎠程
しばらく走って暖気します。
燃圧を確認すると下がってない!
しっかりとアイドリング時で2.5kg/㎠程掛かっています!
暖気後のエンジン始動
エンジン始動直前はしっかり3kg/㎠まで掛かっています。
アイドリング時も2.5kg/㎠と基準値付近です。
始動不良の原因はフューエルフィルターだったようですね、、、
長かったなぁ、ここまで来るの。