スカイラインのなすなすさんが投稿したカスタム事例

桜です。

部屋を片付けていたら出てきました。

何年か前にドライフラワーとして浸けたまま存在ごと忘れていたものです。

…

桜って折っちゃダメなんですよ。傷口から腐りやすいんです。

しかしドライフラワーで桜をやってみたい。

なれど桜ってやつは、ひらひらと花びらが散るばかりで…ドライフラワーの素材にはなりません。

仕方がないので枝ごとなり花ごとなりで自然に落ちた桜を根気強く探すしかないのでありますが。

ここからが私の特許？かつミステリーで。

根気強く探し回っていると…かなり近所の桜並木5本のうち、なぜか一本の樹の下に丸ごとの桜ばかり落ちている。

最初は子供がサッカーボールでも蹴り上げたのかなぁと思っていたのですが、いつ見に行っても…その木の下に落ちてる桜だけはいつも花ごと。

隣に並んでる桜と見た目は同じように見えるんですが…それが毎日毎年そうなんですよね。

私の材料集めの穴場な訳なんですが…だれか桜に詳しい人、これがどういうカラクリなのかご存知だったりします…？

ってな感じで頑張って拾い集めたレア桜。
シフトノブにします。

あとはロクロにつけて磨いてクリア吹いて…仕上がり楽しみです。

いつだったか。

後輩達の大学受験の頃や、塾講師時代の教え子の受験期に。

桜って入学試験の時は咲かないんですよね。

だから試験に送り出す時に、前の年の桜を集めて御守りを作って渡したりなんかして。

私にとって、結構いろんな思い出を持った花だったりします。

桜のドライフラワーは散りやすく、薄くてシワになりやすく、色褪せやすく透けやすく、そもそも手に入れにくく、難しい部類になるとは思いますが。

それでも桜の咲かない時期に、誰かに桜を見せてあげられるというのは…これからも研究していきたい魔法です。