スカイラインの日産・スカイライン・オーテック・R31・不動車に関するカスタム事例
2022年08月30日 14時33分
男から告ぐ! 「女への7th箇条」 一、うらやましそうにBMWを見るな。 一、”走り”の時に”会話”を望むな。 一、ハード・サスの乗り心地をとやかく言うな。 一、ユーミンではなく、エキゾーストの音が聞きたいときもある。 一、ぬいぐるみはひとつまで。 一、道路が渋滞したって飛行機にはならない。 一、いつも笑顔でいてください。
サージタンク割らずに外したぞオラア!
こんにちは。
プレッシャーレギュレーターという部品をご存知でしょうか?
インジェクション車よりも旧世代のキャブレター車では、ピストンの作り出す気流を利用してガソリンを吸い出しています。
ベンチュリー効果ってやつです。
フィードポンプという低圧のポンプがありますが、燃料タンクからキャブレターまで燃料を導くものであってあまり燃圧は掛かっていません。
キャブレター車にはプレッシャーレギュレーターはありません。(あったらごめん笑)
※拾い絵ですみません。
対してインジェクション車は構造によって燃料を吸い出していません。
インテークマニホールドに対して高圧で噴射しています。
直噴の場合は更に高圧でシリンダーに噴射しています。
何故高圧にするかというと、燃料が微粒化出来るからです。
同じ量の燃料でも燃料の粒が細かければ細かい程表面積が大きくなるので、素早く燃焼出来ます。
効率的に燃料を燃焼出来るので燃費が良くなったり回転数を上げたり出来ます。
燃料ポンプも高い燃圧に対応したものになっています。
インジェクション車はコンピューターで噴射量を決定していますので、予め想定している燃圧に対して実際の燃圧が高過ぎたり低すぎたりすると上手く燃焼出来なくなります。
燃圧はインマニ圧力に対して一定以上高くなるように設定しています。
うちのエンジンだと3キロくらい。
インマニ圧力はスロットル開度が小さいと低く、開くに連れて上がっていきます。
つまりインマニ圧力の変化に対して燃圧も変化させないといけません。
更に燃料ポンプの作り出す燃圧はモーターで駆動する都合上波を持っていて一定ではないので均一化する必要があります。
プレッシャーレギュレーターはインマニ圧力に対して燃圧を一定に保つ構造になっています。
上の方にインマニと繫がるバキュームホースが付いています。
これでインマニ圧力を検知して燃圧が高ければバネが負けて逃がすようになっています。
スロットルを開けると高い燃圧が必要になってくるのでインマニ圧力が上がります。
そうするとバネを閉めようとする力が働き高い燃圧でもバネが負けないようになります。
単純な構造をしています。
ただ年数が経つとこのバネがヘタってきて、燃圧がすぐ逃げてしまう場合があります。
そうすると失火して始動困難になったりします。
うちの車はこの症状のようですね。
仮に燃料ポンプのトラブルだとしても、必ずヘタるのでいつか変える必要があります。
要するに消耗品です。
また上のバキュームホースが破けて常に大気圧が掛かる場合もあります。
そうすると水温が上がったり燃料ポンプに負荷が掛かる場合があります。
さて、問題のプレッシャーレギュレーターはR31の場合極めて非常識的な場所にあります。
赤丸の奥の場所にありかなり覗き込まないと確認出来ません。
設計者にやらせたいです😊
サージタンクを割った良い写真です。
奥まった所にあるんで基本的にサージタンクを割って外します。
しかしサージタンクを割るとガスケットを交換する必要があります。
このガスケットは純正は廃盤でR31HOUSEから出ていますがなるべくケチりたい僕は買いたくありません笑
ガスケットを切り出すという方法もありますがその手間を掛けるくらいなら知恵の輪に挑戦した方が良いですね😅
でも三時間掛かっちゃったなあ。
次は一時間でいけますのでお困りの場合是非ご用命ください笑
流石に日産もクレームを入れられたのか、R32以降なら5分で外せる位置にあります🤣
純正は廃盤なのでコイツを召喚。
まあどのみち純正は使わんけど。
重要な部品なので信頼性がある程度必要ですね…
うーん今思えばサードの方が使ってる人少ないしそっちにすれば良かったかな。
現在プレッシャーレギュレーターは移設に向けて部品発注をしております。
これ「だけ」で解決すれば楽なんですけどね~