カプチーノのヘルメット・自家塗装に関するカスタム事例
2022年10月02日 04時52分
静岡西部で、なにか作ってたりします。 基本フォロバしますので、気軽にフォローしてって下さいませ。 当方身体障害者で大きい施設では車椅子でないと移動出来ません。車椅子マークの駐車場を利用している画像も出てきますがご理解いただけたらと思います。
車と直接関係無いですが、最近の作業を。まあネタがコレしかないってことで。
さかのぼって・・・
先日奥さんのお母様がお亡くなりになりまして、その関係で暇な自分がいろいろ動いています。
その関係で知り合った方とお友達になりまして、ヘルメットの修理をすることになりました。
正直、暑過ぎてガレージ作業する気にならなず暇だったのですが、ヘルメット修理なら大半の作業はエアコンがしっかり効く母屋内で出来るってことで、暇潰し用として修理作業することにしたのでした。
表面のゲルコートかな?が割れて剥がれてます。一部浮いてます。
よ~く見ると小さくへこんでいるところも。
浮いてるところは剥がしてしまいます。
角を落として・・・
小さなへこみはこんな感じに塗装落とし傷付けてパテの食い付き良くして・・・
パテはいつも車で使ってる関西ペイント。
まずは厚盛り出来る板金パテで。
ヘラで盛ると丸みよりへこんでしまうので、余計に盛る感じで。
とりあえず手で削ってみました。
見た目はキレイですが、触ってみるとパテ部分が若干へこんでます。
削りすぎ・・・
丸みに合わせるの、なかなか難しいです。
小さなへこみの方はまあまあ。
なんか4ヵ所のへこみの間は一部膨らんでたようです。
一応書いておくと、パテは盛ってから硬化するまでに結構収縮します。そして硬化後も最初のうちは少しずつ収縮します。
ので、パテ盛ったら数日放置みたいに進めてます。ヘルメットだと特に目立ちそうなので慎重に。
こんなの作ってみました。
プラダン使ってヘルメットの丸みに合わせた板を作って、そこにサンドペーパー貼ってます。
ここからは盛りも少ないので、ポリパテで。
盛って・・・
作った板ペーパーで削って・・・
いい感じになりました。
作った板ペーパー、成功かも。
脱脂して、プラサフ吹いて、軽く研いで・・・
良さそうなので、全体を足付け。
元のツヤ消し黒塗装(自家塗装)が結構ざらざらだったので、それもある程度無くなるようにするため、#500で。
マスキング。
こういう細かいところ、大変です。
マスキング完了。
地味に大変・・・
このあと脱脂して・・・
ヘルメットだと特に塗装の荒が目立とおもうのと、今回はウレタン缶スプレーを使うのでボカシ材なんかも使えないので、キレイに塗れそうな気温と湿度を狙って深夜に塗装することに。
なかなか良さそうです。
缶スプレーの場合、大抵は20度くらいを目安にとか書かれてますが、実際はメーカーで微妙に差があったりします。
ホルツなんかだと個体差が激しすぎたりしてハズレだとどうにもならないこともあるので注意。
とりあえず、自分の場合は15度前後が垂れない範囲でざらざらにならずに塗りやすい感じです。
また、湿度は高い方がツルツルに仕上がりやすい、しかし湿度が高過ぎると白く濁る?感じになりやすい・・・
自分で試した範囲だと80%なら行けるけど90%では濁ってしまいました。
のでキレイに塗る場合は60%~80%辺りを狙ってます。
まあ、自分用の場合は仕上がりとかどうでもいいことが多いのでほぼ無視です。
あと、深夜に塗る場合は屋外だと結露してしまって台無しにもなりますので、しっかり扉閉まって外気の影響受けにくい環境が必要かも。
塗料は今回はこれで。
自分がウレタン使う場合はいつもコレ。
ということで、吹いてみました。
塗装の台替わりにパイロン使ってます。
ヘルメット塗装にはなかなかいいかも。
なかなかにツルビカに塗れました。
垂れもなし。
ただ硬化後もこうとは限りません。塗装って経験積みにくい素人には難しいです。
キレイに仕上がるといいな・・・