ランサーエボリューションのDIY・冷却水交換・ラジエーターホース交換に関するカスタム事例
2018年10月09日 18時03分
車検整備、その2前編。
「冷却水+ホース類交換」
ジャッキと馬で、4輪を上げます。
アンダーカバーも外しちゃいます。
慣れれば、5分くらいで外せます。
プラリベットだらけなので、予備を用意しておくと良いです。
車体前方を赤矢印で書いておきます。
オレンジの丸がラジエータードレンプラグ。
これを緩めます。
外れる1~2山くらい手前で置いておきます。
ほとんどは蝶ネジになっていますが、CT9Aは六角の10mmになってます。
緑の丸から冷却水が出てきます。
ドレンプラグを緩めたら、出口の下にバケツ等を置いて、冷却水を受けます。
⚠️冷却水は垂れ流さないように!!
ラジエーターキャップを外すと、ドバドバ出てきます。
冷却水を抜いてる間にホース類を交換します。
ラジエーターの上下のホースと、二次エアへ続くホース、ブローオフバルブへ続くホースを変えました。
ホースバンドは再使用せずに、全て交換しました。
冷却水の勢いが完全に無くなったら、ドレンプラグを抜いて、O リングを交換。
ドレンプラグを戻しますが、余り強く締めすぎないようにしないと、素材がプラスチックなので舐めます。
エンジン側のホースは固着してる事が多いので、ピックツールを使うと外しやすいです。
が、手が入りにくい場所にあったり、力がかけづらかったりで、かなり苦戦しました。
ホースだけで1時間格闘しました。
どうしても取れない所は、交換が前提なので、カッターでぶった切ります。
これで外しやすくなります。
外したホース。
ゴムが硬化してカッチカチです。
ラジエーターホースはエンジン側から冷却水が粉吹いてました。
新しいホースと交換。
挿し込みにくい場合は、パーツクリーナーを当り面に吹き掛けて潤滑剤代わりにします。
パーツクリーナーならすぐ蒸発するので、余り害はありません。
ホース交換が終わったら、冷却水をラジエーターキャップの部分から注入します。
ファンネルがあると便利です。
使用する冷却水はお好みで。
私は普通の緑の冷却水を使いました。
ファンネルから冷却水が溜まり始めたら、3分の1くらいまで入れて、エンジン始動して、ヒーター全開にして放置。
冷却水注入前に、リザーバータンクを外して、水で洗浄しておきました。
注入時、リザーバーにはアッパー線+1cmくらい冷却水を入れておきます。
エアが抜けると勝手に減るからです。
サーモスタット開弁温度まで待ちます。
ラジエーターファンが回り始めるくらいです。
開弁温度になったら、エンジン止めて、ファンネルを外して、キャップ着けて完成。
多少こぼれると思うので、こぼした冷却水は水でザバッと洗い流します。