かずさんが投稿したカスタム事例
2020年06月16日 20時55分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
さて今回はJB5ライフのタイベル交換をします。
エンジンマウントを外さないといけないのでここまでばらさないと作業すらできません😓
スバルもそうですがホンダはエンジンルームが狭くて手が入らないのですがエンジンマウントを外すとここまでスペースができます。
まず邪魔なファンベルトのテンショナーを外します。
SSTを使いプーリーを固定しクランクボルトを外します。
プーリーを外すとキーが見えますが……
ポロっと外れてしまうのでガムテープ等で無くさないように保管しておきます。
前に知らずに落としてしまいなかなか見つからず焦ったことがあります。
カバーを車を上げ下げしながら知恵の輪みたいにして外すとタイベルが見えます。
外す前にタイミングマークを合わせます。
クランクはコグプーリーのマークとシリンダーを写真のように合わせると……
カムシャフトプーリーのスポークにUPと刻印があるのが真上、さらにプーリーの端にスリットが刻んでありこれがヘッドの面と平行になれば上始点、1番が出ています。
もし違うならクランクを1回転させればクランクのマーク、カムシャフトプーリーのマークが合います。
ちなみにクランク2回に対してカムシャフトは1回転します。
左が外したベルト、右が新しいベルトですがぱっと見た目新しく見え折り曲げてもヒビもないのですが未交換の可能性が高いので新しいベルトに換えちゃいます。
テンショナーベアリングも見た目新品と余り変わらない感じですがタイベル交換時基本交換なので換えます。
テキパキと交換が済んだら2回転クランクを回してマークが合うか確認します。
確認し問題なければカバーを取り付けます、
クランクプーリーを取り付けてキーを入れてボルトを締め付けます。
キーを入れる時に気をつけないと簡単に外れてしまうので気をつけてボルトを取り付けて締め付けます。
外れて落とす可能性があるので瞬間接着剤で固定してもいいですね。
エンジンマウント、ヘッドライト迄戻したらタペットカバーパッキンがまだ届いていなかったのでひとまず休憩です。
ここまでの作業時間は約1時間半位です。
パッキンがきたのでパッキンをカバーに取り付けます。
プラグホールのシールは切れていませんがついでなので一緒に交換します。
タペットカバー、コイル、エアクリーナーを戻して取り付けを確認して問題なければクランキングしてエンジンをかけます。エンジンは問題なくかかり更け上がりも問題なくノッキング等ありませんでした。
最後にバンパーを取り付けて試運転して問題なければ交換ステッカーを貼って作業終了です。
この系統エンジンはタイミングベルトカバーがプラスチックではなくアルミ製でタイミングチェーンと間違えやすく更にベルト交換、ファンベルトの調整も凄くやりづらかったです。
これでまだまだ乗れます。
ちなみにウォーターポンプは後でも交換できるので今回は交換していません。
全体で試運転も含め約2時間で終わりました。