スカイライン GT-Rの車載カメラ付けてみた・3dプリンター・DIYに関するカスタム事例
2021年01月24日 21時08分
メインカーのR32は、サーキットを走らせ始めて1年ちょっとになりますが、いつも悩むのがカメラの固定です。
ヘッドレストが別体になってるシートなら、ヘッドレストに固定するマウントがあるんですが、R32のシートはできません・・・
ということで、冬眠中に本腰入れて、カメラマウントを作りました。
まずは妄想を紙に書きます。
バカっぽいですが(笑)
何をすべきか筋道を立てるには、コレで十分です。
美術は3でした。
パイプとジョイントを繋ぐ何かを、純正シートの穴にはめ込んで固定する・・・という、ただそれだけ。
Among Usの絵ではありません。
んで、それを3DCADで設計していきます。
内側はパイプが通る穴。外側はパイプジョイントをはめ込むための穴です。
んで、作ったモデルを3Dプリンターで印刷していきます。
出来たのがコレ。
GT-Rのロゴ入れて良かった。
シートにはめてみます。
ピッタリ・・・というかかなりキツいです。
Gで飛んでいく事はまず無いという位キツいです。
こんな感じのジョイントを買ってきました。
パイプをT字に繋ぐジョイントです。
本体にジョイントをはめ込みます。
サイズはピッタリです。引っ張っても中々取れません。
で、固定されたジョイントに、熱伸縮性チューブを被せたアルミパイプを通します。このチューブのおかげでガタツキは皆無。
後は自転車のフレームにカメラを固定するマウントで、アルミパイプに固定すればOK。
後はシートがどれくらい揺れるか・・・ですが、少なくとも今までの固定方法(ルームランプに吸盤)より断然安定してますので、かなり期待できます。
画角はこんな感じです。シート固定の良い所は、シートレールで前後調整、リクライニングで高さ調整ができる所ですかね!
本体正面にも同じ大きさの穴が空いているので、例えば、写真のようにパイプを垂直方向に刺して、そこにもカメラを固定できます。
コレなら、ドライバーに向けてカメラを固定することもできます。
後ろ側と同じように、水平方向に刺せば、シートと本体を前後のパイプで挟み込むようにガッチリ固定できます。
ジョイント買ってから、「何でジョイントも3Dプリンターで作るという発想にならなかったのか」と責めながらジョイントを印刷しています。
ジョイントは4つで1800円。
3Dプリンターで作るなら、材料代だけ(多分1コ50円とか)
どこでもドアで最寄りの駅に行くような事をしてしまったと反省。
が、とりあえず完成はしたので、コレでまともな車載動画が撮れるはず。
シーズンインが楽しみです。