スカイラインのオートライト後付け・DIY・自動減光に関するカスタム事例
2020年08月08日 13時18分
SZTMはスズトモとでも読んで下さい。2003年にR33を中古で購入。その後ひたすら乗り続けています。純正+α志向です(*^^*)。2009年からeKをセカンドカーとして導入し、eKがノートにサイズアップし、更にはニスモになり…。なのでそっちが実質のメインファミリーカーになり今ではスカイラインが車庫から出るのはレアケースです。しかし良い車なので今後も少しずつ手を入れながら、手放すことなく乗り続けていきます。応援宜しくお願いします。 フォロー歓迎です。(*^^*)
今日は、昨日紹介したオートライトをどうやって実現するのかを1から解説します。これに従って加工すればあなたのR33(もしかしたら31~34まで通用?)がオートライトになるのは勿論のこと、DIY電工の参考になるかと思います。
購入するもの1: CEP製オートライトユニット。
購入するもの2: 8極リレー。
購入するもの3: 5極コンパクトリレー×2
※1つは4極でも構いません。慣れている方はもっと安いものでも自己責任で調達下さい😉
購入するもの4: 整流ダイオード
合わせ買い対象商品なので、エーモンのリレーとセットで買いましょう。
…ここまでは必ず使用する必須の部品です。合計8721円ですね。安くはないですが、ディーラーオプションの後付けを考えたら破格でしょう。
あると良いもの1: 配線分岐コネクター。エレクトロタップでも良いですが、線の太さに応じた3種類がセットになっていてここまで安いのはなかなか店頭に無いので、買っておく価値有りですね。
あると良いもの2: 圧着閉端子セット。これも同様です。複数の配線に通電を分配するのに便利です。線の太さに応じて適切なサイズがあります。
あと、消耗品ではないのですが、工具として電工ペンチはほぼ必須です。まだ持ってないのであれば今後のためにも持っておく価値有りです。
ここまでを合計すると10808円になりました。
オートライトユニットは運転席足元奥の内装裏がお薦めポジションです。
このユニットの配線は何本か利用しない線がありますので、始めに切断しておきます。また、紫系は赤の電源に繋いでおきましょう。
色々な箇所で使われている電源分岐端子の使い方を説明します。
まずメインの配線に食いつかせます。
結構硬いのでプライヤーでカチッと引っかかるまで噛み潰します。
ここに接続する方の線は、まず被覆を剥いて、
平端子に入れ、圧着します。
こんな感じで、引っ張っても抜けてこないように強く握ってかしめます。
これを先ほどプライヤーで噛みつかせた方の端子に差し込めば結線完了です。
オートライトユニットのスイッチはヒューズボックスの中あたりに出しておきます。普段はONのままで操作しません。
照度センサーはこのあたりに付けます。
そして、先ほど切断して余った線のうち、茶色の線を、サイドブレーキ根元のスイッチからのハーネスに接続します。ここにも、電源分岐端子を使います。
次に灰色の線を使って、コンピューターに刺さっている多量の線の中からオレンジと緑のニュートラルセンサー信号線を見つけて、ここにも電源分岐端子を使って接続します。
ここまで出来たら、3つのリレーと整流ダイオードを、圧着閉端子を使って連結します。この図の通りに結線出来ていれば大丈夫です。
閉端子のかしめ方は非常にシンプルです。
このリレーユニットとコンピューターやサイドブレーキやオートライトユニットから来ている線と接続するのは、運転席のコラムカバー下の内装裏がお薦めです。
8極リレーからのピンクと黄色の線を接続する先は、ライトスイッチに刺さっているコネクターのところです。図のように青い電源分岐端子を4つ、図の位置の線に接続します。
最後に、アースと、3種類の線をカーステ裏の線に接続します。これで完成です😄
昼間走行中: 全てoff
夕暮れ時: スモールon
夜走行中:ロービームon
夜間停車時(サイドブレーキ&ギアニュートラル): ロービームoff、スモールのみ
夜間キーoff: 全てoff
ハイビームにしたいときや、昼間でもスモールつけたいとき、停車時もライトつけたいときなどは手元のライトスイッチをいつも通り操作すれば点きます。手動と自動が完全に共存しているので、ストレス無く使えると思います😊