5シリーズ セダンのお別れの時・BMW・F10・5シリーズ セダン・買取査定に関するカスタム事例
2023年12月17日 23時52分
長きに渡り乗ってきたF10を降りることにしました。
このクルマはBMWのアイコンであったシルキーシックスの流れをくむ直列6気筒からターボチャージャーと4気筒エンジンを組み合わせた変遷においての最後の自然吸気のモデルだと思います。確か2年間のみの製造だったと記憶しています。
ハイパフォーマンスモデルと異なり、爆発的なパワーはありませんが、ペダルをベタ踏みすると淀みなく回っていくエンジンレスポンスが6気筒の良さです。
12年選手でも週末に近所のイオンモールに買い物に行く程度です。
総走行距離は35,000㌔とあまり走ってやれませんでしたが、子供の成長とともに購入したチャイルドシートは今は取り外し、かなり長い時間をともに過ごしました。
たくさん走ったというよりも、たくさん手をかけて予防整備をふんだんにした感じです。
車両購入前は外車というと大変壊れやすいイメージでしたがこのF10はほぼ皆無でした。
※20代は1970年代のハーレーに乗っていてとにかく、出先で故障の嵐。プラグがカブるどころかコイルがパンクするわバルブは飛ぶはの自走不可オンパレード。最後はピストンリングが脱落してエンジンブロー。レッカーが多かったので内心ビクビクしておりました。
そして今日は査定で近所の買取専門店に行って来ました。
BMW M Performance のエアロやスポイラー、アーキュレーの4テール等かなりお金をかけてモディファイしたつもりでしたが、査定ではたったの数万程度の差にしかなりませんでした。
物の価値は経年には勝てずプレミアムモデル以外はどんどん下がる傾向にあります。昨今の半導体供給の問題等でどうかなと思いましたが、関係なさそうです(泣く)。
ちょっとショックだったのは買取店で査定にこられたもう一組のタントに負けてしまいました。
※注 タントを馬鹿にしているわけではありません。新車で購入して少ししか乗っていない車両だそうで高値で買取交渉が聞こえて来ました。
今月中にはお別れです。
取り外しできる部品等もありますが、セコいことはせずに次のオーナーさんに可愛がってもらえるようにそのままで送り出してやろうと思います。
で、次のクルマはエコな時代に逆らってさらに気筒数を足し算してみようと思います。
ガソリンが今後ますます上昇していくとは思いますが、乗れるのはもうあと少しですし、やはりクルマの使い方は近所のイオン程度で維持費も大丈夫かな⁉︎と軽く考えてみます。
自分しか運転はしませんが、釣りにも行けるファミリーカー的な使い勝手であって、中身はハイパフォーマンスなクルマをテーマに探してみます。