ターセルのクラッチ交換に関するカスタム事例
2019年11月11日 09時24分
クラッチ交換の続きを昨日行ったので備忘録のためアップします😊
ミッション側にレリーズベアリングを試しに装着してみたら引っかかりがあったので、1000番の紙やすりでならしました。
グリースはトヨタ純正を使用👍
クラッチレバーのシャフトを外してグリースアップ❗️
レリーズベアリングを前後させてグリースをなじませ、その後にクラッチディスクも同様にやりました。
はみ出たグリースは拭き取ります。そうしないと遠心力でグリースは飛び散ってディスク面に付着すると滑りの原因になってしまうからです。
次にフライホイールの中心にあるパイロットベアリングを交換します。
ベアリングプーラーがあれば便利ですが高価なので、荒技ですがコンクリートを打ち込むアンカーを使用します。
アンカーの中にある芯を打ち込むと切れ目が入ったところが広がるので、ベアリングをつかむという考えです。
アンカーをベアリングに打ち込み、大きめのワッシャー、ナットをボルトに入れてアンカーに挿入。
ボルトを固定してナットを回すと…
無事に外れました😁
しかし、この方法はベアリングを痛める可能性があるので、ベアリングの再利用は不可能かもしれません。
新しいベアリングを挿入します。
ベアリングの外径に合うソケットを使って少しずつ叩いて挿入します。
クラッチを取り付けますがディスクがズレるとミッションが入らないので芯出しを行います。
芯出しの専用工具が手元にないので、即席でパイロットベアリングの内径と同じボルトを用意し、ビニールテープを巻いてクラッチディスクの内径に合わせて芯出しを行います。
ディスクに裏表があるので、整備書をしっかり確認👍
フライホイールをパーツクリーナーで綺麗にしてから即席の芯出しを使ってディスクをはめます。
クラッチディスクの芯出しが出来たらクラッチカバーを装着❗️
ボルトは仮止めしておいてトルクレンチで後日締め付けます。
とりあえず昨日の作業はここまで😁
早くターセルに乗りたい気持ちはありますが、素人が焦って作業をすると良い事はないので、地道に確実にメンテしてあげたいと思います😊