ヴィヴィオT-topのDIY・パイプフレームに関するカスタム事例
2019年01月27日 23時13分
人生で初めて作ったフレーム
(厳密には本当の初製作品はジオメトリに致命的なミスして途中で廃棄)
溶接も金属加工も、全てこれを作るためにネット見ながら見様見真似でやりました。
何でもやってみないと分からない事って沢山あって、結局このフレームも大失敗だらけの産物でしたが、おそらく人生で最も深く長い情熱が注ぎ込まれた作品というか、二十代の人生の大半を消費しました。
次に作る時は車としてはもっと上手く作れると思いますが、この時の狂気を上回る事は無いと思います。色々な意味で。
一応、こんなんでも純正加工です。
だって、純正のクロスメンバを内包しているので。
(フレイザー FCー4のフレーム見てヒントを得ました)
といっても、トレッドを純正から200mmほど拡幅する為に、真ん中でぶった切ってますけども。
パイプマスターという欧米製の工具です。
見ての通りの作業をするためのツールです。
これを使って三時間くらいかけて削ったパイプが削り過ぎてガラクタになった瞬間、ブチ切れて....
気がついたらヤフオクでパイプえぐり機落札してました。
でも、45度以上の広角が必要な時は時々使います
熱したり冷やしたり色々やって失敗したパイプ曲げの果てに辿り着きました。
幸運にも趣味を引退された方から購入できましたが、現在も日本でこれを入手するには個人輸入するしかないはずです。
ことホビーのメタルワーク文化の裾野の広さは、日本は逆立ちしても欧米に勝てません。
このフレームの失敗から得た教訓
ストラットマウントを空中殺法で作っては絶対ダメです(笑)
曲げる事そのものは道具で出来ても、結局は試行錯誤は必要です。 二次曲げは難しいですね。