BGFKさんが投稿したカスタム事例
2024年12月07日 20時34分
オーディオメインです♪スペックじゃなくて音を語ろう♪音じゃなくて音楽を語ろう♪語るのでなく音楽を感じよう♪
バイアス調整
なかなか意味がよく分からなかったバイアス調整だが、
ようするに、トランジスタというのは0.6V入力されてはじめて起動する
逆にそれに満たない場合は起動しない
パワーアンプの出力段にトランジスタを使っている場合、交流信号のように0Vを境に電圧が変動していると、-0.6Vから0.6Vの間はトランジスタが起動せず出力されない
そこの間はSP出力が欠落することになる
この問題を解決するために、常にトランジスタの入力に一定の電流を流してトランジスタをONさせていくことが必要で、
そのための電流がバイアス電流と呼ばれる
で、この電流は直接計測できないので、出力段の直後にあるエミッタ抵抗間の電圧を計測することによって電流が判明する
ここに電流が流れていれば起動しているということになる
その起動させるための電流を調整するのがバイアスとなる
だが問題は、推奨バイアス電流が不明なのでZR360については
アイドリンク総電流を、経験的にこの辺だろ的なところを上限とし、
そのもとで左右のエミッタ抵抗間電圧が揃うようにトリマーを微調整するように
素人の私はやっている笑
今回はアイドリング1.8A