アクセラスポーツの一本クヌギスピードウェイ・クヌギランナー・事故・再発防止策・現場検証に関するカスタム事例
2022年09月04日 01時59分
大分県のミニサーキット「一本クヌギ・スピードウェイ」の公式タイムランキングを扱う「クヌギランナー」のイベントを主催しています。 走行会情報だけでなくブログも併設しているので、興味のある方は是非公式サイトをご覧ください! お気軽にフォローやコメントを頂けると嬉しいです♪ 公式サイトは「クヌギランナー」で検索!
日曜日にクヌギランナー第4戦を開催しました。
ちょっと書き難いのですが、今回は残念な事に重大事故が発生してしまいました。
参加車両の1台が、最終コーナー出口のフェンスに高速度で激突し、反動で浮き上がり隣接する一般道に飛び出してしまうと言う事故です。
一般車を巻き込まずに済んだのは不幸中の幸いですが、あと少しタイミングがズレていたら大惨事となっていた恐れがあります。
片付けのために一時通行止めとなり、通行中の皆様には大変ご迷惑をお掛けしました。
深くお詫び申し上げます。
また、意識障害もなく、歩行や会話にも問題はありませんでしたが、念のため救急車で搬送して受診して頂きましたが、幸いにもドライバーは軽症です。
尚、サーキットでの事故となりますが、車両が一般道に飛び出しているため、所轄の警察署に連絡の上、交通課及び刑事課の担当者への事情説明と現場検証と言う形で処理しております。
現時点で事件性はなく、コースレイアウト上再発リスクも低いと言う事で、営業停止等の処分は下っておりませんので、通常通り営業しております。
しかし、飛び出しの可能性が低い場所ではあるものの、現実として飛び出す事故が発生してしまいましたので、一本クヌギにフェンス強化などの対策をお願いし、構造等確認中です。
また、参加車両は安全規定と走行ルールを守り、スタッフの監視下での走行ですので、悪質なマナー違反などによる事故ではありません。
最終コーナー直前でのブレーキトラブルに起因する事故となっております。
通常は減速不十分であれば直進に近い軌道でコースアウトする想定となっておりますが、想定外の速度と進入角度で衝突しており、フェンスの必要強度を低く考えていたサーキットの設備不備が重なった稀なケースとなります。
具体的なフェンスの構造と対策が決まったら改めてお知らせします。
一本クヌギ・スピードウェイ
https://ipponkunugi.com