190シリーズのフロントバンパー交換・ノーマルバンパー取り付け・クーリング対策・特設塗装ブースに関するカスタム事例
2022年07月22日 19時04分
いつも👍それとコメントをいただきありがとうございます。
今回の作業は、フロントバンパーの交換です。目的は夏場の暑さ対策としてバンパーからの外気取り入れ
をスムーズにする事です。デルタインテグラーレの穴あきバンパーを目指して作業開始です。
「ノーマルバンパー」取り付け完了の写真です。当然ながら普通に付いています。
ノーマルバンパーは外気取り入れ用の開口部が横幅いっぱいに口を開いています。
16V系のバンパーは空力特性を重視しているのか開口部がセンター部に最小限のサイズです。
涼しくなったら付け替えましょう!
190E用ノーマルバンパーの入手です。以前に比べましたら中古パーツが少なくなってきました。
また、価格も高騰気味です。こちらのパーツ「オートパーツ ムラサト」様にて手配しました。
鹿児島の中古、解体パーツ専門業者様です。(社名の掲載許可を得ています)親切に対応していただきました。
大型の荷物ですので運送会社のターミナルへ引き取りです。
助手席を倒して滑り込ませます。
ベンツのパーツは丈夫に出来ているのバンパーも例外ではなく
かなりの重量です。この後自宅のタニタで計りましたが12キロ程度でした。
持ち帰ったノーマルフロントバンパーを4枚にバラシます。
バンパー本体、中骨(レインフォース)、ウレタン緩衝材、ナンバーフレームの黒色外皮
タッピングビス4本とボルトナット4箇所それとプラスチッククリップ7箇所、他ははめ込み
これで4枚バラシが出来てしまいます。汚れが多いため洗浄作業を行います。
入手したノーマルバンパー本体の色は904ミッドナイトブルーでした。一部破損箇所やビス穴などがありましたが
比較的良好な個体です。色替えで199ブルーブラックに塗り替えです。
ノーマルバンパーの裏側です。グリル状の開口部にフタが取り付けて有ります。
車種や用途に応じてこのフタが取り外し可能な作りとなっています。この機能が欲しかったために入手しました。
バンパー本体の四角い大きめの穴はウレタン緩衝材が収まる部分です。風は通りません。
今回は外気導入優先ですので全部外してガラガラにしてしまいます。
足付けとポリパテで小傷の補修です。
暑さに負けて室内に持ち込んで作業をしてしまいました。
家人からは当然のようにお叱りをいただき…………。
簡易特設ブースで作業です。
足付けとキズ取りの作業を行います。耐水ペーパー♯400→♯800→♯1500
細かい部分はクリームクレンザーと歯ブラシで足付け作業です。
水洗いを行います。この後に乾燥して脱脂してと順番に進めます。
脱脂には今回アセトンを使っています。
塗装完了です。199ブルーブラックホルツ謹製ミックス何とかで調合してもらいました。
クリヤーはホムセンの2液ウレタンスプレーです。
ウレタン製緩衝材に粉コナ風化防止として水性クリヤーを吹き付けました。
4枚バラシを順番に組み付けます。
バンパー本体とレインフォースを組み付けます。プラスチッククリップの頭にスリーポインテッドスター
のマークが隠れミッキーのように付いています。
バンパー本体にウレタン緩衝材を載せて納まりを確認です。
外皮を被せて完了しました。
塗装をメインとした作業は今まで経験がなく不安な作業でした。
アドバイスいただいた皆様に感謝いたします。
塗装は難しいですね!
開口部の比較です。
手前が16V系のエアロタイプフロントバンパーです。開口部はセンターに1箇所幅500ミリ程度です。
奥側が一般的なノーマルバンパーです。開口部は横幅いっぱい1200ミリ程度です。グリルのフタは全部外しています。
目的が違うフロントバンパーですので形状も違います。ちなみに重量を比べてみました。ノーマルの方が2キロ程度軽く
出来ていました。レインフォースの材質の違いかもしれません。スチールと強化プラスチックの違いが見られました。
最後に別角度から出来上り状況です。
こうして見ると少し迫力に欠けるように見えてしまいます。
この後追加の作業を予定しています。こちらも近日中にアップします。
ありがとうございました。