ブルーバードのシートクリーニングに関するカスタム事例
2022年10月15日 13時27分
ヤフオクでコンディションの良い助手席を手に入れました。
右が元々付いてたものです。
運転席はもっと酷いので、まだ比較的マシな助手席側を移植しようと思いました。
…が、リクライニング機構がシートベルトバックルに干渉してしまいます。
故に、思い切ってシートの表皮とウレタンごとフレームに入れ替える事にしました
純正シートには生地を裏から引っ張ってる太い針金があります。
ハイバックやバケット部分で生地が浮き上がらないようにしているのです。
これをこじって再使用するのはめちゃくちゃ大変なので、思い切って切ってしまいます。
ニッパでも歯が立たない部分はヤットコがおすすめです。これは自転車のワイヤー位なら簡単に切ってしまうすぐれものです。
トロ箱(押し入れケースでも良い)に酸素系漂白剤を作ってつけ置き洗いします。
時間長くし過ぎると生地を傷めてしまうと書いてありました。
こんなに綺麗になりました
同じ生地とは思えない位です。
洗う前、この黒いストライプは細く薄くなってたのに、何がどうなってたのか謎です。
件の後ろから生地を引っ張るのに、タイラップを使いました。多くのレストアラーさん達も、同様にされてるようです。
座面の表皮を裏から引っ張るのに手間取りましたが、どうにか完成です。
1枚目の画像と見比べて下さい。
作業は2日程で、面倒臭いけど初めてでも出来ましたよ。
注意点としては、洗った表皮を被せる時に、布部分を強く引っ張ると破けました。
今回幸い古い表皮か余ってたので、それを使って補修できましたが…
ビニールパイピング部分を引っ張るようにしましょう。
割とこまめにシートを洗剤拭きしてましたが、つけ置いた液はまっ茶色でした。
中古車屋さんでバイトしていた頃は、水と洗剤で丸洗いして、掃除機で水吸いとってたのを思い出しました。