フェアレディZのレストア・自家塗装・オールペン・旧車・L型に関するカスタム事例
2019年12月25日 11時07分
こんどー@S30Zです。よろしくおながいします。 20歳の頃に買ったZ。今年で35年目っす! 日産旧車以外の車には疎くて話題について行けないので基本的にフォロー&フォローバックはS30 L型 日産旧車のいずれかに乗っている方とさせてください( ´ ▽ ` )ノ
メリークリ◯◯ス!クリスマスだろうが作業できる日は作業しちゃいます!いろんなものを犠牲にして作業してますが、寒くても風当たりが強くても負けずに完成まで頑張ります(^^)
さて今週の作業は、ガスフィラーのハウジングの溶接。前回までの作業でサビ落としとエスコ塗装までは済ましてあります。今回は、それを元どおりに取り付けて復元します。
しっかりサビを落としてエスコで処理してありますが、溶接するので電気が流れるように溶接箇所のエスコをペーパーで落とします。まあどっちみち溶接で焼けちゃってエスコは塗り直しになるので適当な感じです(^^)
右側はバイスでクランプして、反対側は当たりラバーの穴を利用してビス&ナットでスポット溶接の跡に合わせて元の位置になるように固定します。
半自動溶接機でスポットドリルで揉んだ穴を溶接していきます。
グラインダーで溶接のビードを均します。
完成!って思ったら熱による歪みで溶接箇所が二箇所剥がれてしまってたので再溶接。
歪みをハンマーで叩いて修正してから剥がれた箇所に再びドリルで穴を開けてクランプでしっかりと固定してから溶接します。
こんどこそ完成!しっかりと溶接しました。揺すっても動かないのでバッチリです。グラインダーとリューターで仕上げてオーケー!
裏側も綺麗にエスコ吹いてあったんだけど、どうしても溶接の熱で燃えちゃうんだよね〜。かといって焦がさないようにすると溶け込みが不十分で、すぐ剥がれちゃうんだよね。
で、クォーターパネルの鉄板の状態を確認するために、とりあえず剥いてみました。
ボディカバー保管で20年も放置してたので上面パネルには、もれなくブリスターが発生している状態ですが、側面とかカバーが密着してなかった所はブリスターが出てないようなので、そのへんをしっかり見極めて側面部分の作業方針を決めようかと。
まずはフィラー周辺は大きな歪みもなくサビもなく問題なさそうです。
クォーター上面は、窪んだ部分は問題なし。上面の尾根の部分が少しあやしい感じかな。
今回の塗装剥がしはCNSベベルを使いますが、今までの反省からグラインダーにスピードコントローラーを付けて回転を抑えて極力パネルに熱を入れないようにしてみました。右手にグラインダーを持って左手で時々パネルを触って温度を確認しながら削っていきます。これで摩擦熱でパネルがグネグネになるのが防げるはず!
クォーター後端部とテールランプの枠の部分はブリスターからのサビが出ていました。深くはないので、このままベベルで削って落としちゃいます。
とりあえず、ここまで剥いて日没終了〜!まだ少し明るいけど夜露が降りかかる前にカバーかけちゃいます。
剥いてみた感じだと、クォーターは上側の尾根から後端部リム周り、腰の折り目くらいまでの剥離で大丈夫そう。削りながらエクボ修正のパテが出てきたりとかあれば下のほうまで行く感じかな。とりあえずベルトラインから下は剥がさない方向で。タイヤハウス周辺は飛び石とか耳折とかあるので剥かなきゃだけどね。
次回はクォーターの剥離の続きから、境界にフェザーエッジ作ってエスコ吹いてって感じかなぁ。まだまだ先は長いけど、少しは先が見えてきたかな(^^)