アルトワークスの変態仮面・初心に戻るに関するカスタム事例
2020年07月20日 23時33分
走りたい…
最近無性にタイトコーナーを攻めたくなる…
障害を負った左足がうまく動かずクラッチを切る動作がどうしても自分の中でワンテンポ遅れる。
この歳までほとんど軽自動車ばかり乗っていた。
唯一の普通車はシルビア。
正直シルビアは楽しい面もあったし、良い車だとは思っていた。
だけど鈍重なヴァリエッタにSR20DETを載せてどんどんパワーアップさせても満足できなかった。
シルビアをエンジンブローさせた後はちょうどうつ病で退職勧奨を受けた時期と重なり、お金はなかった。しばらく125ccのスクーターで過ごした後にどうでもいい安い車両という事でアルト HA24Sを10万で購入した。やはりこの時も走りたい欲求でわざわざMT車を選んでいた。
そして現在のアルトワークスに乗るようになったが、何かが足りない。
もちろん自分の左足のせいなのはわかるが、どうもECUに制御されている感じがしてしまう。
話は昔に戻るが、自分の中で1番しっくりきたのは特別なチューニングはしてないが整備の行き届いてる友人のシビックEK9だった。この友人とは色々な峠を走っていたのでEK9の弱点なんかも知っていたし、挙動も把握していた。
しばらく経って友人がシビックの走ってる様子を見てみたいという事で私一人で乗る事になったが、あのダイレクトなアクセルのフィーリングやステアリングから伝わる路面の状態。正直1番しっくりきたかも知れない。約1キロの距離を1往復するだけだったがあまりにもしっくりきていて私はタイトコーナーをかなり攻めた。そして友人に言われた。
「初めて乗る車両でケツ流しながら乗るとかアホか!」
自分で言うのもあれだが、何か私の走りは常軌を逸しているらしい。いつも峠を走る時は後追いだった。仲間に理由を聞いたら、
「お前の侵入スピードに合わせてコーナーに突っ込んで行ったらこっちが事故る」
という回答であった。
どうやらFF車でケツ流しながら侵入する癖も後続車からすればかなりプレッシャーであるし、クリッピングポイントがかなりコーナーの奥で特攻タイプらしい。もちろん理論上は絶対的な速さに繋がらないし、そんなにテクニックは無い。ただ、心理的に相手を追い詰める能力があるのはこの時分かった。
話は戻るが、別にアルトワークスは悪くない。速さを突き詰めるなら良い車だと思う。
ただ、今の私には扱いきれないしそうなると私との相性も良くなくなる。
だから次に予定している車はワークスより楽な車になる。
ただ、遊び心は捨てていない。そんな車である。正直相性が良いかは攻めて乗ってみなければわからない。何か車ってそういう所ありませんか?
データ上では速いけどやる気にさせる車じゃなかったり、快適に乗れる車だけど何かが合わなかったり。人それぞれ好みが分かれる。
現在の私にはワークスが合わない。
ただそれだけ。