CYBERさんが投稿した現代妖怪図録・踊場駅・踊り猫・クイズの答えに関するカスタム事例
2023年07月13日 21時53分
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現代妖怪図録
第1弾
『踊り猫』
江戸の時代、戸塚宿のほど近い長後街道に水本屋という醤油屋がありました。そこに住む一人娘がメスの黒猫『トラちゃん』を飼っていたそうです。
ある晩、醤油屋のご主人は、暗い夜の空き地で、何匹かの猫が、なんと人の言葉で会話しているのを目撃してしまいます! 会話の内容から、猫たちは踊りのお師匠様を待っている様子。そこへ来たのが、二本足で歩き、人の姿に扮した黒猫の妖怪、姿形は違うが首輪の鈴は、まさしく飼い猫の『トラちゃん』でした。
さらに猫たちが集まりだし、村中の猫が集まった事を確認すると『トラちゃん』は先頭に立って踊りを始めたのです。その踊りはご主人が今までに見たどんな踊りとも違う、それはそれは不思議なハイカラな踊りであったそうです。
それ以降、戸塚宿のはずれのこの地では、猫が踊る光景を見に行く人が倍増。しかし沢山の観客に見られていることに気が付いたのか、シャイな猫たちは1匹、また1匹と空き地で踊りをすることはなくなってしまいました。そして『トラちゃん』もいつの間にか醤油屋からいなくなってしまったそうです。
猫たちが踊りをしていた空き地のあった場所、そこは『猫の踊り場』として人々に語り継がれました
まさにその場所が、神奈川県の横浜市営地下鉄の「踊場」という駅名となったそうです。
そして時は現代、本当に猫たちは踊りをやめてしまったのでしょうか?
いいえ、ここ踊場では今でも夜な夜な猫たちが集い踊りくるう、猫界では聖地と呼ばれる場所なのです。
さて、妖怪『踊り猫』となった、醤油屋の黒猫『トラちゃん』。10年以上飼われた猫の尻尾が、二股に分かれて妖怪化するという伝承は、ここ踊場以外にも日本全国に残されています。人間に飼われているうちに特殊な能力を持つようになった妖怪猫の、1つのパターンであるとも言えますね。中には猫又や悪霊の化け猫など人に害をなす存在もいます。
愛されて育った『トラちゃん』が陽気な『踊り猫』となったのは、感謝の気持ちを人間達に伝えたかったのかもしれませんね。
踊場駅2番出口の脇には、「踊場の碑」と言われる石碑があります。案内板には“猫の霊をなぐさめ、住民の安泰を祈願して”とあって、元文2年(1737年)に建てられました。猫の置物が多数供えられており、猫供養のための碑なのでしょうね。
踊場駅には壁に巨大な猫の目が描かれていたり、猫の足跡や、猫のステンドグラス、など猫をモチーフとした意匠が数多くあります。さらに切符の模様が猫だったり、駅舎の屋根には巨大な猫耳がついているなど猫好きにはたまらない駅となっているそうですよ。😺
というわけで、今回のクイズの正解者は!
場所を1番に当てた
「るい」さん
妖怪名を当てた
「フドウ キョウ」さんでした〜
おめでとうございます㊗️!
さてCARTUNEのみなさんお待ちかねの、彼女の守護車両の発表は明日とさせて頂きます。今しばらくお待ちくださいませ。飛び込みのご参加もお待ちしてますよ。ヒントはイラストの中に必ずあります🫠