コペンの再生屋・現在お仕事のお話・光当たらない所の人間・オッサンの独り言に関するカスタム事例
2021年12月17日 21時27分
クルマ関連の仕事をして、いつしか好きでやってた板金塗装の仕事により、お客さんのクルマばかりやってたせいで、自身のクルマはそっちのけ。職種変えてから出会ったコペンが数十年ぶりの楽しみになりました。沢山のいいね!フォローありがとうございます。
12月アタマの車検。ノーマルに戻してパスさせました。それから2週間程ノーマルを楽しみ、仕事の合間に数日かけて正しい愛車の形に戻しました。この忙しい時期の車検はしんどいね。(笑)
さて。インパラのレストアでブラストすると消えて無くなってしまう箇所のボディーワークを終えて、ブラスト屋さんにバトンを渡しました。その間に次の患者のオペを開始します。
カリフォルニア出身のシボレーの箱バン。日本永住してキッチンカーになったのか?手書きのサインが良い感じですけど。オーナー希望により見た目良く、ある程度の板金塗装での依頼。右ドアがスライド式なのですけど、かなりシブい、つーか重いスライド。力ずくでしか開かないスライドドア。とりあえず診察です。
サイドパネルの下部のアウターパネル&インナーの骨格が腐食、脱落してます。スライドドアが開けにくいのは確定。サイドパネルインナー側を確認するには、アウターパネルの切開作業をしなきゃなりません。なので。。
サイドパネル下部側のアウターパネルの原寸を現状から型取りしておきます。重要なのは、リヤフェンダーアーチの形状と凹の型の位置と長さ。左側も同じ状況なので、この型をベースに左右のサイドパネル下部を鉄板から造る為の型になります。闇雲にぶった斬って、切った貼ったはしません。オリジナルを重視する再生屋です。(笑)
もう慣れましたけど。。パネル切開後は。。
ため息から😮💨。。サビの進行具合の確認。。
これじゃスライドしんどいですよね。レール浮いちゃって周りがかなりのゴミと腐食。。しばらく考えてまず作業プランを組み立てます。
どこまで腐食してて、どこから先に作り替えるか判断します。作業手順しっかりと。。順番間違えるとえらい事になりますから。とにかく切開する度に気が滅入りますけど。。
再生屋として復活したオッさん。
そりゃね。。朝から晩まで年がら年中こんな作業してるとクルマ嫌いになり、愛車のメンテもカスタムも疎かになるもんですよ。(笑)
愛車耀く裏手で手掛ける再生屋の苦難ってヤツが重くのしかかります。
でもオーナーの依頼を忠実に公道復帰してくれるクルマのサビと闘うと決めたからさ。やるだけやり、若い職人さんにバトンを渡す為にやってます。
長文すみませんでした。ここまで閲覧されて感謝します。ありがとうございました。
お疲れ様です!明日もお互い安全運転、安全作業、そしてガッツで!