フィットのDIY・BMS・自作・ジャンプスターター・AC充電器に関するカスタム事例
2024年12月21日 23時29分
はじめまして。トシと申します。車歴は、以下の通りです。 三菱 ランサー1800GSR -> ランエボV -> 日産 キューブ -> ホンダ フィットハイブリッドRS(GP4) 【CVT -> 6MT/セミAT】 趣味は、DIYを含むカスタムやモータースポーツ、ドライブです。気軽なコメント&フォロー、大歓迎です。と言いつつ、自身も無言フォローで失礼させて頂くと思いますが、宜しくお願いします。
CTの皆さん、こんばんは。
今回は、少し前に導入した「電子式キルスイッチ(カットオフスイッチ)」の配線に少し手を加え、オリジナルのBMS (バッテリー・マネージメント・システム) を構築してみました。
今回の自作BMSでは、電子式キルスイッチの導入前に設置していた「手動式キルスイッチ」を改めて活用することにします。
一切バッテリー端子を脱着すること無く、ロータリースイッチを左回しするだけで【サブバッテリー】を有効化、右回しで【AC充電器】を有効化する接続条件です。
サブバッテリーは、メインバッテリーが完全に上がった時にでもジャンプスタートできるモバイルバッテリーを接続します。近くに「AC電源」や「救助車両」が無い環境でも、自力で始動出来る安心感が得られます。
もちろん最悪JAFのお世話になれば何とかなりますが...待ち時間を考えると『時は金なり』の精神です。
ロータリースイッチ端子のもう一方には、AC充電器を接続します。こちらは緊急時用の位置づけと言うより、「転ばぬ先の杖」として事前に【補充電(メンテナンス充電)】するための装備です。
充電器にワニぐちクリップが付属するため、普通なら脱着してもそれほど手間が掛かる訳では有りません。しかし、自分の場合はドライバッテリーを横置きして、パズルの様にエアクリ下のすき間に埋め込んで居ます。この為、丸端子の車両ケーブル(SAEケーブル)が付属する充電器を選び、敢えて常設してみました。
カウルトップパネルの裏側に「覗き窓付き」の丁度よい隙間があるので、一先ずそこに詰め込みました。(こちらは後で設置場所は見直すかも知れません)
接続回路は、おおよそこの様なイメージになります。ロータリースイッチは【OFF状態】も持っており、通常走行時には完全に回路から遮断され、メインバッテリーやオルタネーターに対して余計な負荷を掛ける心配も有りません。
配線完了後のBMSの様子がコチラです。電子式キルスイッチが常時電圧を監視して既定値を下回ったら、自動的にメインバッテリーを遮断して【延命モード】に移行します。
とは言え、それでも自己放電による電圧降下は進むため、長期の未使用時にもサブバッテリー(ジャンプスターター)による始動を可能としました。
自分が自宅で利用する分には、ほぼ出番が無いと考えていますが、出張中やカーショップへの入庫時用の意味合いが強いです。(仕様変更でショップへの入庫タイミングを見計らっています)