インスパイアのワイパーリテーナ・ワイパー修理・ワイパーのガタつき・ワイパーピボットに関するカスタム事例
2019年03月12日 21時23分
二代目(厳密には三代目)インスパイアUA2タイプS。1998年式(後期97モデル)に乗っています。5気筒シリーズで唯一、5穴ハブを採用したハイオク車となります。DC2 DB8 インテグラ タイプRをご存知の方は96スペックが4穴、98スペックが5穴だったのを覚えていると思います。ホンダの電装が高度になり始めた頃の車で信頼性が格段に上がりました。それが1997年からの後期型になります。ACURA TLの初代(UA2)でもありますがタイプSの設定が無かったためあまりにこの車は希少
壊れたワイパーピボットが動く原因
破損するとガタが出ます
放置するとワイパー自体が暴れます
メーカーにもよりますが
ホンダの場合、単体で出ない部位であり
直したとしてもリテーナ付きのロッド単体での交換になります
私の場合、部品自体も在庫切れになったのでホンダ純正として直してくれる業務もありません
ま、いつかは来る事例
腹は括って古い車に乗るなら自力でなんとかやるしかありません
日産純正に代用部品があるのでそれを流用します
以前にアップしましたがサイズが合わないのでまた壊れてしまいました
サイズだけの問題をクリアしましたので公開します
最初に流用して失敗した理由
ペンリューター加工したロッドに挿入口を作ってリテーナを落としこみ僅かにズレてる隙間をプラリペアで樹脂を流し込み固定しました
上手くいっていたのですが使用していると僅かに部品が偏心していたようでリテーナが暴れて割れてしまいました
僅かに中心が出てなかっただけ
結構、凹んだ私でしたが仕事が忙しく、そのまま放置してました
時間が出来たのでやり直ししました
新たな隙間の埋め方を探しにホムセンに
直せる実績を積んでの上で流用ポイントがみつかりました
同じ部品を予備で買ってましたのでペン型リューターで加工します
加工の仕方は以前のレポートを参考にして下さい
ホムセンで買った両面テープをリテーナーに直接巻きます
テープはテープでも両面テープです
何故か?
ま、グルグル巻きにします
巻いた両面テープを突起がある部位だけカッターの刃で落としてしまいます
両面テープのポイントは保護シールがサンドイッチしてあるから両面テープになるのです
それをバームクーヘンに例えれば巻いた数
つまり自分が狙ったロールの厚みが確認できるようになるんですね
厚みがありすぎなら剥く
何巻きやなくて
切ってあるから何枚か?
つまり枚数ですね!
そうすると
ぴったりなのが完成しちゃうんです^_^
最後にリテーナーをロックしたら完了
バッチリです