BGFKさんが投稿したカスタム事例
2024年02月08日 16時18分
オーディオメインです♪スペックじゃなくて音を語ろう♪音じゃなくて音楽を語ろう♪語るのでなく音楽を感じよう♪
本日の生音研修会のレポです
みんカラと同じです
「東京藝術大学奏楽堂 モーニング・コンサート 24年2月8日」
今日の前半のプログラム、サクソフォンの協奏曲は強烈でした
西村朗作曲の「魂の内なる存在」という曲は検索したら1999年の作品のようで、当然クラシックではなく現代曲というくくりなのかなと思います
曲調は、タイトルを度外視していえば、「壮大なお化け屋敷の音楽」という感じで(失礼)
全体的にドロドロ〜ドーン、カシャーン!そしてサックスの音、というイメージで、、、
すごいのはまずダイナミックレンジで、この藝大奏楽堂のオケは今まで何回か聴いてきましたが、オケとしてのMAX音圧は今日が最大だった
ティンパニー一発、とかいうのではなく、全部の楽器が最大のフォルテシモで音を出していて、「100デシ超えてるなこりゃ、、」でした
生音でのこの音圧はピアノで時々経験があるけれども、オケ全体で、というのは今日が初めてだった
こういうのを聴くと、あらためてオーディオでオケの音が小さいというのはあり得ないな、と思う
そして次の場面はものすごい静寂へ
聴衆すべて緊縛されたような感覚で息も殺してというか息を呑んでの演奏
そしてサックスの音が、、、!
サックスの一般的なイメージの音ももちろんそれがメインではあるんだけど、「サックスってこういう音出るんだ」と驚くような、多彩な音が一つの楽器から繰り出される
そしてソロ場面でサックスの音がホールのなかに広がり、線香花火が最後消えるかの如く音の余韻が消える瞬間、、
生音でなければ決して聴くことができない音だ、、、
30分ちょっとの曲だったけれども、こんなに緊張を強いられて聴いた生演奏は初めて、、、
今日もいい経験・体験ができた