SLの7G-tronic・VGSセンサー・毒を食らわば皿までに関するカスタム事例
2021年09月19日 14時24分
2020年9月に 群馬県の知り合いの輸入車整備販売店さんでフルメンテナンスされていた 2008年式 7万キロ走行のアンビエンテを購入しました。商用車なのに走りの素晴らしさに感動しています。
皆さんこんにちは。SLのAT不具合についてその後の経緯をご報告します。
写真はバルブボディの一式で、金属の機械部分と、黒い樹脂製の電子制御基盤=エレクトリックプレートで構成されています。
今回ダメになっている部分はVGSセンサーというちっちゃな黒ポチ部品2個のようで、7g-tronic のお決まりの不具合だそうです。シロート的にはこのセンサーだけ交換してくれたらいいのに、と思います。いろいろ調べてみると熊本県に、このセンサー交換やりまっせ(6万円程度)、っていうショップさんを見つけたのでお問い合わせしたところ、やるのはやりますが、再発必至(高熱によるもの)なのでおススメ出来ず、やはりエレクトリックプレートを新品にした方がいいですよ、と主治医と同じ意見でしたし、そのショップさんで頼んでも費用は15万位になるため、交通費等考えると、25位でしょうと言われていたので結局「大好きな」ディーラーに頼むことにしました。
ところが、ディーラーに出してみると、金属のバルブボディとエレクトリックプレートの両方を、得意のアッセン交換で45ほどかかります、とのこと。ちょっとビックリしました。悪いのはあのちっちゃな黒ポチ2個だけですよね?じゃあ、百歩譲ってエレクトリックプレートだけ交換してくれたらいいんですけど?
と言っても、MBJの規定によりアッセン交換となっております、との事、また機械部分も15年も経ってますので交換したほうがいいですよ?と。 でもまだ3万キロしか走ってないし、エマージェンシーモードとならない時には極めて変速はスムーズなんですが…。とりあえず主治医に相談させてくれ、としました。
主治医に相談したところ、これまでの7g-tronic のVGSセンサーの不具合による問題で他の車種は全てエレクトリックプレートだけの交換だったと。逆に機械部分とのアッセンとなっている、ということは車種や車体番号で決められていて、そのクルマに特有の問題への対応だろう、との事。
え?じゃあ、リコールまがいじゃん…とは心の声。結構メルセデスにアルアル?と思いましたが後の祭り。惚れた者の弱みでしょうがないかな…
で、そのままヤナセで作業を依頼しました。
25位と思っていたものが45、との事でビックリしましたが、今後も覚悟しとかなきゃな。毒を食らわば皿までの心境です。