フェアレディZのレストア・自家塗装・L型・S30に関するカスタム事例
2019年04月24日 06時01分
こんどー@S30Zです。よろしくおながいします。 20歳の頃に買ったZ。今年で35年目っす! 日産旧車以外の車には疎くて話題について行けないので基本的にフォロー&フォローバックはS30 L型 日産旧車のいずれかに乗っている方とさせてください( ´ ▽ ` )ノ
てな訳で、かな〜り久しぶりにシートとハンドルとペダルが付きました。久々に座るZのドライビングシート。懐かしいドライビングポジションに感激してずっと座っていたくなります(^^)
とりあえず中は後からいくらでも作業出来るので、この程度でストップして今日からは外装に手を付け始めます。
今回のレストアの最大の目的だったルーフの錆び。25年前の全剥離レストアの後、数年間はボディカバー保管で新車のような状態でした。20年前に自分で仕事を始めてから仕事が安定するまで、しばらくは車検を通すのを我慢しようと思い切らしたまま寝かすことにしました。寝かし始めて数年間は程度の悪化もなく、時々エンジンを掛けたり、雨上がりにはボディカバーを外して虫干ししたりしてましたが、たまたま台風の当り年の時、頻発する台風と仕事のピークが重なり虫干しが追いつかずにカバーで思いっきり蒸らしてしまいました。ルーフとボンネット、リアゲートなどブリスターだらけになってしまいました。そのブリスターの水分を餌にどんどんサビが出てきて無残な姿に。。ルーフには写真のような5センチ級のサビが数か所。青空板金で作業するには手強い相手ですなぁ。。
そしてリアゲートのロックボタンの周辺にも同じような大サビが!!綺麗そうに見える部分も全体的にブリスターでブツブツになっちゃってます。。
まずはストリップを切ってウインドモールを外してしまいます。グラインダーでサビを削り落とす時にキズつけちゃったら大変なので外して家に持ち帰って保管しておきます。
モールを外したら、さらにストリップの外周を切ってパネルの平面部を全て露出させます。
で、ひたすらCNSベベルブラックで削りまくります。酷かったサビは、それほど深くなくベベルだけで綺麗になりました。パネル全体に板金パテが入ってて削り落とすの大変だったよ。。
で無事に、ひん剥きますた。パネル全体に薄サビや点サビが広がってて大変だった。やっぱりブリスター出てる時点でパネルのサビは始まってるのね。
でもまあ、とりあえずこのとおり。綺麗になりました。ストリップが入る溝の中と上側と左右のピラーの部分はガラス外してからの作業かな。
夕暮れ前に剥いた部分にエスコを塗り終わって一安心。塗りたてでカバーが掛けられないので今夜はZさん久々に露天で夜明かししてもらいます。。塗装剥がしてみたら、あちらこちらに凹みがあってパテ研ぎ大変そうだなぁ。
今回の作業は、ルーフの剥離からエスコまでの流れのシミュレーションを兼ねての作業だったので、とりあえずの予行練習は出来たかなぁと。ルーフの錆びの具合とゲートロック周りのサビ具合が似てたので段取りの組み方の参考になったかな。