ゆきむらー ☆さんが投稿したローレル・日産・C230ローレル・団長ローレル・夏休みに関するカスタム事例
2022年07月28日 00時30分
東京↔️茨城 メルセデス・ベンツ新旧全般、my carはノーマル派ですが、カスタム、チューニング否定派というわけではありません。 なお、本文中では日本にメルセデス・ベンツを広めた故・梁瀬次郎氏に敬意を払い、敢えて「メルセデス」ではなく「ベンツ」と表記しております。
まいどご覧いただき、誠にありがとうございます🙌
子供たちは夏休みということで、1979(昭和54)年、小2の頃の家族旅行の📸より。
私は向かって右、左はひとつ下の弟。
そんなC230ローレルのカタログを入手いたしました👍
1977(昭和52)年1月にデビューしたC230型ローレルは、1978(昭和53)年11月にマイナーチェンジされます。
家のクルマは1979(昭和54)年2月新車登録。
このカタログは54年6月版になります。
ちなみに前期型はこんな感じです。
見開き1ページめ。
230セドリックに設定され、たちまち大人気となったピラーレス4ドアハードトップがローレルにも設定され、イチオシモデルとなりました😀
イメージカラーも当時の330セドリック/グロリアに設定されていたオレンジ色のメタリックで、上級感をアピール。
ウチのと同じ、2ドアHT2000メダリスト。
この赤もなかなかオシャレです😍
クォータウインドウのガーニッシュは、高級クーペのメルセデスベンツ107型SLCのパクリ😍か。
初代トヨタソアラの上級グレードにも似たような物が付いてました。
ボディタイプは4ドアセダン/ハードトップ、2ドアハードトップの3つ。
「ハイオーナーカー」らしく、スカイラインやブルーバードと比較して、1.6Lやバン/ワゴンが設定されず、代わりに2.8Lが設定されるなど、セドリックに近い高級な、自らステアリングを握るオーナードライバーのためのクルマということが窺えます。
セダン最上級車、2800メダリスト。
セダンは全車リアが4リンクコイルのリジットアクスル。
上級グレードのホイールカバーも低グレード車と同じ。
あまり高いグレードを買う意味がありません😑
最低グレードの1800カスタム。
カスタムはHTには設定されません。
か細い一本スポークのステアリングが、全くと言っていいほどヤル気を感じさせません🤭
ただ、ビニールレザーシートに最低限の装備の「スタンダード」が設定されないのは、ハイオーナーカーであるため。
セダン1800GL。
この上に、HTには無い1800SGLが設定され、廉価グレードが充実。
謂わば「普及版」
街で見かけたローレルはほぼこの辺り。
セダン2000メダリスト。
このコゲ茶はよく見かけました。
コゲ茶のセダンは、西部警察マニアの方には「団長ローレル」として有名です。
個人的には「非情のライセンス」第3シリーズで
天知茂演じる会田刑事のクルマがシルバーのセダンでした。
張り込みの車内シーンで、ルームミラーに映る眉間にシワを寄せた会田刑事がなんともいえませんでした😍
4ドアHT2000メダリスト。
メーカーイチオシ、ローレルのベストバイモデル。
セドリック/グロリアは社用車、公用車、自営業者のイメージと言うことで、自分で乗るクルマ、オーナーカー(パーソナルカー)としては最高級のものであった。
4ドアHT2800メダリスト。
ボディカラーがオシャレ😍
この頃はまだ白一辺倒という時代ではなく、様々なボディカラーがありました🙄
当時、53年排気ガス規制真っ只中で、NAPSのL20Eなど燃料が減ってくると恐ろしくパワーが無かったという。
そんな中で、グロス145PSの2800でようやくパワーのある走りになったそうですが、当時の禁止税的な自税、¥81000払ってまで乗る方はかなり少なかったようで、メーカーも積極的に売ろうという姿勢はありませんでした。
外観の差異は2800エンブレムのみ。
2ドアHT2000メダリスト。
2800との差異は、インテリアではシートのボタン引きの数が2800のほうが多くなるくらい。
2ドアはメダリストであっても、リアセンターアームレスト(肘掛け)が付きませんでした😓
2ドアHT2000SGL-E
前期モデルまでの最上級グレード。
ハードトップ系の6気筒車は全て後輪がセミトレーリングアーム式の独立懸架。
先代のブタケツ/ガメラローレルと同じ。
2ドアHT1800GL
HT系は1800GLが最低グレードで、あまり充実していないところがより上級感を意識してます。
カタログ写真も、車種、グレードごとに全車用意してるところに時代を感じます。
現在ならCGでいじってチョイチョイてす😦
ボディ形状、エンジン、トランスミッションの組み合わせ一覧。
タイヤ/ホイールのバリエーション。
アルミロードホイールより、ファッションホイールカバーのほうが断然良いと思ったものです。
また、このとき「ミシュランは良い❗高速で全然違う」と刷り込まれ、ミシュラン党になり現在に至っております。
…しかし、最近はなぜかContinental🤭
透過照明で、指針がオレンジ色に光るメーターはとてもキレイでした💡
また、ステアリングの低速でのパワーアシストは強力で、指一本で回ったらしい🙄
名機L型ストレート6は3種類。
インジェクションのL20E
キャブレターのL20
そしてオーバー2LのL28
…L28がインジェクションではなく、キャブ仕様だったことに今頃気づきました😓
セダンに設定された2L4気筒ディーゼル。
同じ2L4気筒ディーゼルでも、私のCLS220dと比較すると隔世の感があります。
194PS/40.8kgm.f、0-100㎞/h7.6秒、最高巡航速度237km/h…
低グレード車紹介のオマケが付いてました。
この頃ディーゼル葉低グレードのみの設定。
この30数年後の欧州車を予言⁉️
ベンツなど選ぶとすれば「ディーゼルモデルかAMGか」という感じです。
そんなローレルを今買おうとすれば、旧車高騰の例に漏れず、恐ろしい価格になっております。
それでもまだブタケツローレルよりは安いです🤑
この頃の上級車マーケットは、日産が圧倒的優位を誇っていました😀
それが80年代に入り、トヨタからクレスタが登場し、半年遅れでマークⅡとチェイサーがフルモデルチェンジされ三兄弟に。
81年にはソアラが発表され、クレスタとソアラは謂わばこのクラスのトヨタ、日産のゲームチェンジャーと成り、後のハイソカーブームを牽引して行きます。
今回が第497回。
500回まであとわずか。
500回記念のネタを仕込んでおかなければ😮
それでは皆さんごきげんよう🌚