紫さんが投稿したTIG溶接・溶接加工・ステンレス・アルゴン溶接・溶接に関するカスタム事例
2022年08月20日 14時40分
自分からフォローしませんがフォローされたらフォロバします。 高校、大学は推薦入学で理系卒。 自宅DIYで趣味のtig溶接が出来るように和室に200v 30Aの電源通して自宅和室でtig溶接してます。 【趣味用 自宅保有機材】 250A直交tig溶接機(100/200V) 溶接ポジショナー 新ダイワバンドソー 卓上ボール盤 卓上グラインダー サンダー ベルトディスクサンダー パイプベンダー 15t油圧プレス レーザー彫刻機 直流安定化電源
SUS304 M24ナットを溶接
アルゴンガスによる焼け具合について
たまに勘違いしてる人が居たので、もっとガス多めにして青くしてほしい。との事
いやいや、実は同じ電流でやってガス増やしたら青くはならない。
これはわざと青くやった写真
これは紫を入れた溶接
これは金色に
この写真3つで違うのは溶接箇所にガスを当てた時間が違う。
アルゴンガスを吹き付けながらするtig溶接は不活性ガスのアルゴンガスによって酸化予防しながら溶接していく。
ガスを無しでやると火花散らしてバチバチと瞬時に焦げる、ガス量を減らし過ぎても同じように焦げるし横風に弱くなる。
ということはトーチの角度でもガスが当たる時間と面積がかわる、送る速度でも変わる、掛ける電流での温度でも変わる
。
更にカップを5番を使うのか7番なのか10番以上で使うのかでも全然違う。
物の熱伝導で焼けが変わっていくので距離があればあるほど最初から最後まで同じ色は難しい。
距離が短ければ角度同じで送り速度を調整で色は変えれる、長く当たれば金色に、短ければ青に、中間は紫に。
ガチで青く狙うとこんな感じ
送り速度 トーチの角度 ガス量を調整
もちろん溶込みもOK。
向きを変えるとグラデーションも可能