フェアレディZの釣り師くんさんが投稿したカスタム事例
2020年04月30日 20時45分
燃調セッティング。
毎度お馴染み問題児のニスモエンジン。
各部の修理が終わったので、根本の問題を解決したいと思い、ついに手を出してしまいました。
動画の通り、エンジン載せ替えを行ったディーラーでも説明があった現象(燃調が濃くて急激に回転が落ち込むとそのままストールしてしまう。)が発生するため、エアフロの先で二次空気を吸わせて燃調を調整してありました。
しかしある日、点火時期の点検をしていると、基準より遅角した状態(750rpm/10ºBTDC)なのを発見し、しばらく原因を考えていたのですが、ゴールデンウィークで暇を持て余してネットサーフィンをしていたところ、気になる記述を発見。
「アイドル安定化補正」という制御がECUにあり、アイドリング回転数を保つために点火時期を補正する制御を行っているそうです。
これを見てピンと来ました!
燃調を薄くするために二次空気を吸わせている状態→アイドリング回転上がる→回転下げなきゃと点火時期を遅らせる
という風になっているのではないかと思い、居ても立ってもいられず早速実験。
この位置から二次空気を吸わせていたのですが、フタをして通常の状態に戻したところ、点火時期が650rpm/16ºとなり、正常値に戻すことが出来ました!
ですが、やはり燃調が濃い状態なのは間違いないようで、ここから先はサブコン?みたいなものを付けるしかないんですかねー。
多少濃い方がトルクも出てエンジン保護にはなるとは思うのですが、走行中エンストするなんて事態だけは避けたいところです。
試運転の結果は問題無かったのですが、運転中は色んな条件が変わりますので、何が起こっても不思議ではありませんよね。